Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

危機は政治によって増幅されて危機となる

2021年08月20日 22時34分02秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 本日は歯医者に行った以外、家の中でボーッとしていた。特に具合が悪いわけではなかったし、歯茎の腫れも消毒してもらったためか、気にならなかった。就寝前に化膿止めを服用して就寝予定。
 しかし「西洋音楽の正体」を読む気力はまだ湧いてこなかったので、「墨子」「老子」「詞花和歌集」などをめくってみたが、波長は合わない。そんなことをしているうちに時間ばかりが経ってしまい、いつの間にやら22時過ぎになっていた。残念ながら、本日はもう読書も、音楽も諦めた。

 さて、感染の急拡大で、手詰まりの政権や組織委員会・都は何をこれからやらかそうというのか。国会も開かず、都の教員委員会の多数の意見も無視して、パラリンピックも学校での集団の観戦を強引に進めるなどという愚行がまかり通っている。民主主義の最低限の手続きも無視されるようになってきた。独断専行は民主主義の破壊である。政治家がこれに手を染めてはならないことである。自然災害や疫病の流行などの危機は、政治の貧困によって増幅されて社会的危機、政治的危機に転化するらしい、その瞬間に立ち会っていると思う。

 現役ではなく、行動の範囲も限られてきた私は、とてももどかしい。


歯医者

2021年08月20日 20時16分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 実はこの一か月ほど奥歯が少し腫れて痛かった。足を虫に刺されて化膿した7月末の発熱の時も、抗生剤を服用しているときは痛みも腫れも引いていた。その治療がおわり、再び疼いてきた。
 昨晩もどういうわけか37℃まで体温が上がった。
 本日思い切って近くの歯医者で診てもらった。6年前にこの歯医者で歯の根を生かしてブリッジ状に被せて直してもらった。その歯の根がとうとうダメになったと言われた。レントゲンで見ると確かに周囲の歯の根よりも細くなり、心もとないほどであった。来週の月曜日に抜歯しましょう、といわれた。
 参考のために聞いたら、この程度の腫れでも発熱に繋がる可能性は否定は出来ない、という。そして月曜日までの化膿止めを処方してくれた。

 この歯医者、なかなか腕がいいと思う。今回も6年前に直したところの歯がダメになったのだが、被せているところはちゃんと歯にくっついている。以前にその他の部位で直してもらったところも、10年、20年と支障なく使えている。
 何よりも、「予約」がなくてもすぐに診てくれる。さらに次回の予約までが短い。かといって患者が少ないわけではない。高齢者向けに訪問診療もしている。いつも通っている大病院に入院しているときに、看護師の評判が良かった歯科医である。もう30年近く通っている。黙っていても保険診療で最大限のことをしてくれる。
 近くにもう一軒の歯科医院も開業している。以前にこんなことがあった。あまりに急激に歯茎が痛く腫れあがったので、本日診てもらった歯科医が休診だったこともあり、やむなくそこを訪れたことがある。しかしそこはどんなに痛いと訴えても、「一週間後」と絶対に譲らず、診てくれなかった。「もう二度とこない」と啖呵を切ってその歯科医院を出てきたことがある。

 この一週間の体調不良がこの歯の治療で改善することを願いたい。ちょっとしたことで、体調不良が続くということに、歳を感じる。月曜日まではおとなしくしてなくてはいけないようだ。