Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

強風注意報

2021年08月09日 21時54分33秒 | 天気と自然災害

 日中はますます風が強くなり、17時半には最大瞬間風速が27.0mの南南西の風を記録。ときどき差す陽射しがことのほか暑く感じた。
 夜になっても風の音はおさまらない。ひょっとしたらさらに強い風を記録するかもしれない。報道では調布で樹木の倒壊があり、人的被害が出たという。現在は、大雨・強風・雷・波浪注意報が出ている。雨よりも風による被害が心配である。私の住む団地でも樹木の倒壊や、枝折れなどがあるかもしれない。

 明日は朝から組合の会館に出向くことになっているので、朝の見回りは出来そうもない。我が家のベランダの鉢植えもいくつか倒れたので、屋内に取り込んだ。

 


読了「近代絵画史(下)」その3

2021年08月09日 21時31分57秒 | 読書

      

 本日「近代絵画史(下)」(高階秀爾、中公新書)をようやく読み終わった。読書の気力も回復したので、残っていた第22章から第24章、あとがきを読んだ。
 特に第22章、第23章は好きな分野でもあり、ダダからシュルレアリスムへの道筋、バウハウスの全体像についてもこれまで知らなかったこともあり、勉強になった。
 特に引用はしないが、私が特に気に入っているミロ、カンディンスキー、クレーへの言及は繰り返し目を通したいと思っている。


8月9日、長崎平和宣言

2021年08月09日 12時28分59秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 広島平和宣言の時と同様、敢えて何の注釈をつけずに転載する。
                                          
                                  長 崎 平 和 宣 言

 今年、一人のカトリック修道士が亡くなりました。「アウシュビッツの聖者」と呼ばれたコルベ神父を生涯慕い続けた小崎登明さん。93歳でその生涯を閉じる直前まで被爆体験を語り続けた彼は、手記にこう書き残しました。

世界の各国が、こぞって、核兵器を完全に『廃絶』しなければ、地球に平和は来ない。
核兵器は、普通のバクダンでは無いのだ。放射能が持つ恐怖は、体験した者でなければ分からない。このバクダンで、沢山の人が、親が、子が、愛する人が殺されたのだ。
このバクダンを二度と、繰り返させないためには、『ダメだ、ダメだ』と言い続ける。核廃絶を叫び続ける。原爆の地獄を生き延びた私たちは、核兵器の無い平和を確認してから、死にたい。

 小崎さんが求め続けた「核兵器の無い平和」は、今なお実現してはいません。でも、その願いは一つの条約となって実を結びました。

 人類が核兵器の惨禍を体験してから76年目の今年、私たちは、核兵器をめぐる新しい地平に立っています。今年1月、人類史上初めて「全面的に核兵器は違法」と明記した国際法、核兵器禁止条約が発効したのです。
 この生まれたての条約を世界の共通ルールに育て、核兵器のない世界を実現していくためのプロセスがこれから始まります。来年開催予定の第1回締約国会議は、その出発点となります。
 一方で、核兵器による危険性はますます高まっています。核不拡散条約(NPT)で核軍縮の義務を負っているはずの核保有国は、英国が核弾頭数の増加を公然と発表するなど、核兵器への依存を強めています。また、核兵器を高性能のものに置き換えたり、新しいタイプの核兵器を開発したりする競争も進めています。
 この相反する二つの動きを、核兵器のない世界に続く一つの道にするためには、各国の指導者たちの核軍縮への意志と、対話による信頼醸成、そしてそれを後押しする市民社会の声が必要です。

 日本政府と国会議員に訴えます。
 核兵器による惨禍を最もよく知るわが国だからこそ、第1回締約国会議にオブザーバーとして参加し、核兵器禁止条約を育てるための道を探ってください。日本政府は、条約に記された核実験などの被害者への援助について、どの国よりも貢献できるはずです。そして、一日も早く核兵器禁止条約に署名し、批准することを求めます。
 「戦争をしない」という日本国憲法の平和の理念を堅持するとともに、核兵器のない世界に向かう一つの道として、「核の傘」ではなく「非核の傘」となる北東アジア非核兵器地帯構想について検討を始めてください。

 核保有国と核の傘の下にいる国々のリーダーに訴えます。
 国を守るために核兵器は必要だとする「核抑止」の考え方のもとで、世界はむしろ危険性を増している、という現実を直視すべきです。次のNPT再検討会議で世界の核軍縮を実質的に進展させること、そのためにも、まず米ロがさらなる核兵器削減へ踏み出すことを求めます。

 地球に住むすべての皆さん。
 私たちはコロナ禍によって、当たり前だと思っていた日常が世界規模で失われてしまうという体験をしました。そして、危機を乗り越えるためには、一人ひとりが当事者として考え、行動する必要があることを学びました。今、私たちはパンデミック収束後に元に戻るのではなく、元よりもいい未来を築くためにどうすればいいのか、という問いを共有しています。
 核兵器についても同じです。私たち人類はこれからも、地球を汚染し、人類を破滅させる核兵器を持ち続ける未来を選ぶのでしょうか。脱炭素化やSDGsの動きと同じように、核兵器がもたらす危険についても一人ひとりが声を挙げ、世界を変えるべき時がきているのではないでしょうか。 
 「長崎を最後の被爆地に」
 この言葉を、長崎から世界中の皆さんに届けます。広島が「最初の被爆地」という事実によって永遠に歴史に記されるとすれば、長崎が「最後の被爆地」として歴史に刻まれ続けるかどうかは、私たちがつくっていく未来によって決まります。この言葉に込められているのは、「世界中の誰にも、二度と、同じ体験をさせない」という被爆者の変わらぬ決意であり、核兵器禁止条約に込められた明確な目標であり、私たち一人ひとりが持ち続けるべき希望なのです。
 この言葉を世界の皆さんと共有し、今年から始まる被爆100年に向けた次の25年を、核兵器のない世界に向かう確かな道にしていきましょう。
 長崎は、被爆者の声を直接聞ける最後の世代である若い皆さんとも力を合わせて、忘れてはならない76年前の事実を伝え続けます。

 被爆者の平均年齢は83歳を超えています。日本政府には、被爆者援護のさらなる充実と、被爆体験者の救済を求めます。
 東日本大震災から10年が経過しました。私たちは福島で起こったことを忘れません。今も続くさまざまな困難に立ち向かう福島の皆さんに心からのエールを送ります。
 原子爆弾によって亡くなられた方々に哀悼の意を捧げ、長崎は、広島をはじめ平和を希求するすべての人々とともに「平和の文化」を世界中に広め、核兵器廃絶と恒久平和の実現に力を尽くしていくことを、ここに宣言します。

      2021年(令和3年)8月9日         長崎市長   田 上 富 久


大雨・洪水・強風・雷・波浪注意報

2021年08月09日 09時55分37秒 | 天気と自然災害

 目下横浜市域には、大雨・洪水・強風・雷・波浪注意報が出ている。

 本日は一日不安定な天気が続くようだ。先ほども突然のように強い雨が短時間降った。NHKのアプリの画面を見ると10mm未満の雨の予想であったが、あの雨は確実に時間雨量で30mmを超える雨の強さであった。
 雨が上がったと思ったら、風が唸り声を立てはじめた。気象庁の画面ではまだ8時の段階の情報しか掲載されておらず、どのくらいの風の強さなのかは今のところは分からない。団地の真ん中にいると風の向きも残念ながら分かりづらい。

 施設の不具合の修理ということで、レインアイよこはまの配信停止が来年2月末までというのがつらい。私にはいちばん見慣れた画面なので、早く復帰してほしいと願っている。
 気象庁のナウキャストは画面の流れが早すぎる。じっくりと降雨状況の変化を観察するには不親切である。しかも雨の区域がかぶさると下の地図が隠れてしまうことも画面を見にくい。利用しやすくする工夫が足りていない。

 本日も外出は控えろということなのだろう。おとなしく読書タイムということに‥。

【追記】
10時過ぎに、大雨(浸水)警報に切り替わった。さらに風は、南南東の風で、10時前に最大瞬間風速は16.8mと表示された。風の強さはそれから衰えていない。