Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

決断力の喪失

2023年02月09日 23時17分07秒 | 天気と自然災害

 明日は昼前から雪の予報となっている。ひょっとしたら夜まで降り続く見通しらしい。久しぶりに積もる雪となる見込み。
 横浜ではまだ乾燥注意報は解除はされていない。しかし降水確率は午前中は50%、昼過ぎからは80%である。
 雪というと子どものころはワクワクしたものだが、現役時代は雪かきやそれを支える仕事にに追われ、今は静かに見守るだけになった。退職者の仲間では、まだ元気に数日間スキー場で楽しんでおられる会員がいる。うらやましい限りである。私のこの膝ではもう無理である。
 スキーは無理でも温泉で雪見酒を楽しみたい。いつになったら怒れるだろうか。グダグダしていないで、行くという決断力が問われているか、なんやかんやで先延ばしにしてしまっている。決断力が鈍っている。高齢者の優柔不断と揶揄される症状が出てしまっている。

 


奥の細道の「象潟」

2023年02月09日 22時12分07秒 | 読書

 先ほど本日の書き写しを終了。第33段「象潟」を終了。ここも600字あまりと長い。そして有名な「松島は笑ふが如く、象潟は憾むがごとし。寂しさに悲しみを加へて、地勢魂をなやますに似たり。」という一説がある。

 中学だったか高校だったころ、空で覚えたか覚えさせられた。口調がいいのですぐに覚えたものの、考えたら意味がよくわからない。「笑う」「憾む」とどういう意味合いなのか、「地勢魂をなやます」の意味するところは、と考えれば考えるほどわからないまま今まできた。
 「「笑う」は太平洋岸の冬の明るさ、「憾む」は日本海側の冬の昏さ、をいう。それが「地勢」である。」と古文の教師に言われ、ますますわからなくなった。この譬えはかなり無理があると感じた。まして芭蕉が訪れたのは梅雨時であり、冬ではない。さらにたまたま松島では晴れ、象潟では雨に降られただけで作られた文章ではないはずである。
 次の句も、明るい「合歓の花」の風情と「憾む」とがどう結びつくのかも、合点が行かなかった。

 今でも諳んじている個所が多く、好きな俳文であるが、この歳になってもわからないことの多い「奥の細道」である。


喪服を購入

2023年02月09日 20時42分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は喪服を購入するために妻とみなとみらい地区へ。レンタルという選択肢もあったが、これから頻繁に使う可能性もあり、購入することにした。
 神奈川大学のみなとみらい校舎の1階のレストランにて昼食を食べた。サバの塩焼き二切れの定食で800円。高くはないが、取り立てて安くもない。この校舎には残念ながら生協が運営する食堂はない。どういう経緯でこうなったのだろうか、残念な気もする。書籍販売もないので、ここでは割引の書籍も購入できない。
 すぐ近くにある洋品店で喪服を見立ててもらった。かろうじて身に合った既製品があった。下取りもあり、2万円台で購入できた。裾上げなど本日中にできあがったが、下取りの服と交換のため、土曜・日曜に再度この店を訪れることにした。来週の葬儀に間に合うようでホッとした。

 その後は妻と別れて私はけいゆう病院へ。肩こりについては湿布を処方してくれただけであった。今はそれほど痛みが出ていないので、当面様子見である。妻はみなとみらい地区にある大型スーパーで食材の買い物。

 日がかげると気温がどんどん下がっているようで、バスを待っていると寒かった。明日はかなり雪が降るようだ。


奥の細道の「象潟」へ

2023年02月09日 11時18分41秒 | 読書

 午前中は「奥の細道」の書き写しの続き。第32段「酒田」と第33段「象潟」の前半を少々。わずかに270字ほどであるが、そろそろ喪服を購入するために出かける準備をしなくてはいけないので、中断。「象潟」の残りは夜にでも。この段も長い。芭蕉の力の入れ具合がわかる。「松島」と対をなしていると教わった。「平泉」を頂点として、「松島」と「象潟」が太平洋岸と日本海側で対をなしている。

 喪服を購入したのちは、私はけいゆう病院へ膝の治療というか、診断。ついでに両肩のしつこい凝りについても相談してみる予定。