Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

次の書き写しの候補は‥

2023年02月16日 21時22分38秒 | 読書

 「おくのほそ道」も残すところ2段、1回ないし2回で書き写しも完了する。これだけで終了では目的を達していない。書き写しを始めたのは、漢字をかくのがたどたどしくなり、間違いや字形を忘れたりして、満足に文章がかけなくなったと自分で判断したからである。まだまだ回復していない。長年のキーボード頼りで40歳以降はほとんど字を書いていない。仕事上の起案も、組合の資料作りも、ビラ作りもワープロ・パソコンがないと何もできないに等しい。便利なようでいて、結果として60歳を過ぎると字を忘れるばかりであった。
 まだまだ回復に至っていない。一番字を書いた10代から30代の状況まで回復するのは難しいとは思うが、せめて2~3善事の手紙くらいはきちんと読める形で書きたいものである。もともと達筆ではない。それでも丁寧にきちんと書いて、読んでもらえる字、間違いのない字、大きさの揃った字、行が波打たない文面で書きたいと思っている。

 そんなことで次の書き写しの候補を探した。一番の候補は古今和歌集の仮名序である。紀貫之が書いたといわれ、日本で初めての歌論書ということになっている。
やまと歌は、人の心を種として、万(よろず)の言の葉とぞ成れりける。‥‥」という冒頭は知っているが、私は最後まで読んだことがない。たぶん多くの人は古文の授業でも最初の段落「‥‥男女の仲をも和らげ、猛き武士(もののふ)の心をも慰むるは、歌なり。」までではないだろうか。この初段は全体の5%にもならない。最後まで目をとおすいい機会かもしれない。
 むろん最後まで読むのは私も初めてである。これが終われば、当然にも次の新古今和歌集の仮名序に目をとおし、両者の違いを知ることにも繋がる。

 もう一つの候補は、百人一首。その他平家物語のいくつかの段、方丈記、芭蕉の他の紀行文なども考えた。
 結局一応第1番の候補に絞ることにした。種本は岩波書店の新日本古典文学大系の「古今和歌集」。


「おくのほそ道」から「敦賀」

2023年02月16日 18時34分48秒 | 読書

 「おくのほそ道」の書き写しは第45段「敦賀」。「おくのほそ道」は日本海側に出て最後に近くなると「歌枕」となる地名だけが多く並ぶことがある。そのいづれもが私も含めて多くの人にはなじみがうすい。そのために読んでいて難解に思ってしまう。「おくのほそ道」の後半が敬遠されるゆえんかもしれない。また中学・高校の教科書でも最上川を下った酒田あたりまでの段しか取り上げないのも大きな理由でもある。
 同時に芭蕉自身もだいぶお疲れなのかもしれない。「文章に光るものがない」という感想は私の偏見であろうか。最後のほうはどうしてもなじみがないためか、記憶が途切れ途切れでもある。

 しかしここまで書き写しをしてみると、あと二つの段でおしまいになるので、とても名残惜しく感じる。


カレー南蛮うどん

2023年02月16日 17時18分12秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 今週はお疲れモード。本日の対面方式の講座も前半に眠気が襲ってきた。後半はキリっとなったが前半は少々つらかった。

 12時半ころにうどんか蕎麦を食べようとしたがどちらの店もサラリーマンで長蛇の列。やむなく喫茶店で45分ほど受講した講座の資料を読み返した。その後うどん店を覗いたがまだ長い列。蕎麦店は2~3人待ち程度になっており、5分もしないで席にありつけた。蕎麦店でカレー南蛮うどんを注文した。眠気覚ましも兼ねたカレー南蛮、久しぶりに美味しくいただき満腹。ほとんどのサラリーマンは丼物とのセットメニュー。昔から私は昼はそんなに食べられない。にもかかわらず体重は少しずつ増える。減ることがない。

 腹ごなしにみなとみらい地区から横浜駅まで歩いた。杖を突かずに歩きとおすことが出来たのがうれしい。有隣堂を覗いてからバスにて帰宅。1万歩歩とも歩いた。