Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「知っておきたい地球科学」第1章から

2023年02月12日 22時33分55秒 | 読書

 先ほどまで短時間の読書タイム。「知っておきたい地球科学」(鎌田浩毅)の第1章をようやく読了。予定より遅れている。


   

数十年単位のミクロな時間軸で見れば、温室効果ガスによる温暖化は確かに起きている。一方、数万年単位のマクロの視座では、暖かい間氷期が終了してこれから氷河期へ向かう途上にある。こうした視座を意識して地球上のすべての現象を勉強するのも興味深い‥。
地球は宇宙にたったひとつしかなく、経てきたプロセスに「もしも(if)」がない。時間を戻すことも、物理学や化学や数学のように再現することもできない。一般的に「歴史の不可逆性」と呼ばれる。言い換えれば、地球科学は「例外に溢れている」という特徴を持つ。
思わぬ事件が突然起きることが当たり前の世界史や日本史と同じく、非可逆性の現象にあふれた地球の歴史も「壮大な想定外」として知っていただきたい。


「おくのほそ道」から「小松」「那谷寺」「山中温泉」

2023年02月12日 18時35分16秒 | 読書

 本日の「おくのほそ道」の書き写しは第38段「小松」、第39段「那谷寺」、第40段「山中温泉」の3つの段。おおよそ500字ほど。
 第38段「小松」には、平家物語にも謡曲にも登場する齋藤実盛の最期にちなんだ有名な句「むざんやな甲の下のきりぎりす」がある。
 第40段の後半では、同行の曾良が体調をこわして(「腹を病み」)芭蕉と別れるという不慮の事態が起きる。
 いよいよ旅も最後の場面に近づいていく。残りは6段ほど。

 なお、これまで「奥の細道」と表記してきた。多くの解説書もこのような記載が多いが、岩波文庫でも、新潮古典集成でも「おくのほそ道」の表記であることに気がついたので、こちらにあらためることにした。

 


悲しい失敗

2023年02月12日 16時54分13秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨日裾上げが終わった喪服を取りに行った。しかし家についてタンスの中からワイシャツを引っ張り出して着てみると、なんと小さすぎる。そこまで気がつかなかった。洋品店の店員に「その他のものは必要ありませんか」と問われ、何も考えずに即座に「必要ないです」と言って帰宅した。まったく迂闊であった。
 首回りがあまりに小さく、一番上のボタンを外していることをネクタイで隠すこともできなかった。慌てて本日近くのショッピングセンターで体形よりも少しばかり大きめの既製品のワイシャツを購入。さいわい1900円未満で購入できた。ネクタイとベルトは廃棄していなかったので利用できる。これでは真剣に減量を考えないといけない。

 食材の買い物は妻に任せて私だけ喫茶店で読書タイム。「知っておきたい地球科学」(鎌田浩毅)を少々。百円ショップで買い物のち、バスにて来た。帰りのバスの中は温かく、ダウンのコートを脱がなかったら、少しばかり汗をかいた。