古今和歌集仮名序の書き写しと、読書を少しでも再開しようと思ったがどうも気分が前に進まない。ボーッとしていたい、という誘惑に負けている。お疲れ休みを脳または体から要求されているみたいである。
そして役員の一人から早速いくつかの誤変換やら誤字の指摘をしてもらった。そういう指摘を受けてから再度原稿を見ると他にも訂正すべき個所がいくつか見つかった。誤字・脱字ではないが、表の罫線が切れたりしているところが見つかった。
他のかたから指摘を受けるとその瞬間から自分の原稿を第3者の視点で見られるようになる。不思議である。この他者の目を獲得するには、何らかの刺激・切っ掛けが必要なのだろう。
しばらく時間をおく、というのもいい手段である。他者からの指摘というのもある。プリンターで打ち出してみるというのもあるようだが、これは私の場合はあまり効果がない。その他どんな方法があるだろうか。また人によって効果のあるものとないものは入れ替わる。
これは原稿のチェックだけでなく、他には応用できるものもあるかもしれない。人は自分自身を客観的に見ることはとても困難であるが、自分の生みだしたもの、創造したものを客観的に評価することはできる。またそれができないと、社会人としては半人前の烙印を押されるはずだ。