Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ヘンデル「ヴァイオリンソナタ」

2023年06月09日 11時43分03秒 | 日記風&ささやかな思索・批評



 本日はヘンデル「ヴァイオリンソナタ 作品1」全6曲。このうち第2、第3、第5、第6はヘンデルの曲として疑わしいとされているようだが、多くの演奏家はこの4曲を含めて6曲をひと固まりとして演奏している。私もこの6曲にヴァイオリンを習いたてのころから親しんできた。今更違うといわれても、という気分である。さらにこの6曲の並び方、曲調の変化が好みである。
 本日聴いているのは、ヨゼフ・スークのヴァイオリン、ズザナ・ルージチコヴァーのハープシコード、1975年の録音である。
 グリュミオーのヴァイオリン、ロベール・ヴェイロン=ラクロワのチェンバロという組み合わせの1966年の録音も持っているが、今回はスークのヴァイオリンの透明感を味わいたかった。
 第4番がもっとも弾かれる機会が多いとのことである。ゆったりとした出だしのテーマは私の好みでもある。同時に第1楽章の最後の部分の祈りのような部分も忘れがたい。第4楽章のアレグロも煌びやかでメリハリがあり、しつこさを感じない。

 



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