「定家明月記私抄 続編」 その3 2020年09月02日 22時46分13秒 | 読書 本日の読書は「定家明月記私抄 続編」(堀田善衛)の「為家の結婚」、「定家、後鳥羽院の勅勘を蒙る(承久二年記)」、「歌学から家学へ」の3つの節に目をとおした。 源実朝の死から承久の変に上り詰めていく過程での、御子左家の公卿としての定家の地位確保、家の存続のための努力を鎌倉政権との絆の確保のための子息為家の婚姻、歌学を家学として確立しようとする動きを追っている。 また勅勘を蒙るなどの後鳥羽院との確執の本質に迫ろうとしている。 いよいよ明日からは「承久の乱 政治と文学(承久三年記)」となる。この続編では最も長く49ページに及ぶ個所である。多分堀田善衛のもっともこだわった個所と思われる。 #本(レビュー感想) #定家 #明月記 #堀田善衛 « 満月&十五夜 | トップ | 「狐の嫁入り」 »
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