15時過ぎてから曇り空の中、30分ほど散歩に一人で出かけた。陽射しの強い晴間では目に刺激が強すぎると思い、曇り空の下をのんびりと歩いた。視野がゆがんだりすることもなく、それなりに快適であった。白内障が進む以前は両眼でも0.2~0.3であった。それよりは余程よくなっている。中距離までを見る分には特に支障がないと思えるほど。近距離はどこかぼやける。右目は60センチに焦点を合わせている。左目は今回計算上は35センチに合うようにしてくれたことになっている。実際に一週間くらい時間が経ってから、正確に測らないと分からないといわれている。
近くが裸眼でははっきりとは見えないのはこの左右の差が原因なのだろうか。焦点が合うまでにもこれまで以上に時間がかかっている。手術直後のためだろうか。
そして目が疲れたこともあり、戻ってすぐにベッドにもぐり込んで目を瞑っていた。
昨晩は、日付が変わる30分前に就寝、8時15分まで寝た。昨日帰宅後すぐに寝たものの疲労感は残った。手術後右目だけでバスに乗ったり、薬局まで歩いたりした疲労はとれたと思うが、手術中の緊張やら体のダメージはきちんと就寝しないと回復しないのだと思えた。
なんの科学的根拠も、確信もないけれど、疲労というのは周辺領域から回復し、時間をかけて本質的、中心的な部分の回復に及ぶのではないか。今回も手術で緊張した体全体の緊張、意識の緊張が8時間という睡眠でそれなりに回復出来たと思う。帰宅後すぐの2時間未満の睡眠では、手術後から帰宅までの緊張が解消できただけだったと思える。