現役のときに労働組合の支部長をしていたが、夜にはその支部の新年会兼退職者感謝の集いが行われている。しかし今年は白内障手術が終わったばかりなので、退職者会の他の幹事に参加してもらっている。今のところはまだ雨や雪は降っていないが、間もなく降り出しそうである。代理で参加してもらった方には申し訳なかった。
1月17日、阪神淡路の大震災から25年である。私は高速道路の倒壊、おさまらない火事の映像に衝撃を受けた。また労働組合の支援の具体化や派遣者の手配に参画し、行政側の支援の条件整備・問題点の解消などにも携わった。はじめて支援ということに直接具体的に関わった。現地に行ったのは発災から4か月後であったが、自分がかかわった支援の現場を見て回ることが出来た。今後の支援の在り方などの議論に随分役だった。同時に災害時の職場対応にも生かすことがたくさんあった。
25年前のあの時、自分がどのように関わり、何をしたか、何が出来なかったか、何を教訓にしたか、思い出すことが大切だとおもう。自分が携わったことはもうすでに何回もこの時期に記しているので、本日は重複を避ける。だが、労働組合にも、行政でも、そして多くの家庭でもさまざまな観点から、思い出し、そしてそれらを継承してほしいものである。
さて、明日の朝には雪になるらしい。昨日から確率が天気予報のたびに雪の確率が高くなってきた。雪といってもわずか1センチ未満の積雪予想だが、横浜・東京では大事である。鉄道・道路など交通機関、樹木、水道の漏水、停電などの影響がすぐに出てくる。しかも明日は「センター試験」。明日の朝のニュースはこのことばかりが取り上げられるはずである。
あえて言えば雪に弱い、ということは他の気象災害にも弱い、ということに他ならない。