フラワー緑道では他の花も楽しめた。一人で歩いたのではなかったので、腰を落ちつけて撮影できたわけではない。
それでもかなりゆっくりと歩いた。サツキが早くも花を咲かせていたのにはびっくり。ユキヤナギですら、延びた枝先にまだひとつふたつのはなが付いている程度。
しかしどんなに草花が咲いていても、1本のサクラが花をつけると他の草花に目が行かなくなってしまう。不思議な現象である。
一昨日の夕方、龍が西の空を上っていくように見えた。昔の人は、龍をこのように見たのであろうか。
そういえば、北斎の絶筆は「富士越龍図」(1849年)で、富士山にまとわりつく龍であった。北斎の龍は、煙のようであり、光のいたずらにより見えた龍ではなかった。