これだけ気象庁の予報がズレてしまう予報というのも珍しいのではないだろうか。予想進路図も発表されるたびに変更になってきた。本日の8時段階の進路予報図を掲げてみた。予報がかなり困難な状況と思われる。
昨日までの予報では、九州と中国地方を縦断し、日本海沿いに北上するコースであった。
熊本県付近への上陸予想に変更はないようだが、速度はどんどん遅くなっている。最新の予報では九州を横断し、四国から本州の太平洋岸を進み、東海地方で再上陸後、信越方面に向かうらしい。あくまでも予報円の中心線を結んだ線を進むと仮定してのことであるが。
あくまでも私の素人判断だが、このコースも少しでも南に寄ると、また高い海水温によって勢力の衰えはあまりないように思われる。強い勢力のまま東海道という人口密集地帯を移動することになる。
大雨特別警報の可能性もあるとの気象庁の報道発表である。
非常に強い台風第10号は29日にかけて九州南部に接近し、その後九州に上陸するおそれがあります。
このため、鹿児島県に暴風、波浪、高潮特別警報を発表する可能性があります。また、九州南部では記録的な大雨となり、大雨特別警報を発表する可能性があります。
私の住む神奈川県でも横浜気象台は、
2024年08月28日(水)04時40分
<警報の発表(可能性)の見通し>
(明日まで)
28日昼前にかけて、神奈川県では大雨警報(浸水害)を、28日夜のはじめ頃にかけて、西部では大雨警報(土砂災害)を発表する可能性があります。
29日夜は、神奈川県に大雨警報を発表する可能性があります。
(明後日30日から9月1日まで)
30日は大雨警報を発表する可能性があります。31日は大雨警報及び波浪警報を発表する可能性があります。
<気象現象の今後の見通し等>
今日(28日)は、湿った空気の影響を受ける見込みです。このため、東部では曇り昼過ぎまで時々雨で夜のはじめ頃まで雷を伴う所があるでしょう。西部では曇り時々雨で朝まで雷を伴い激しく降る所がある見込みです。
船舶は高波に注意してください。
1時間降水量は、最大で今日 30ミリ 明日 30ミリ
明日6時までの24時間降水量は、多い所で 東部 40ミリ 西部 50ミリ
予想が変わる可能性がありますので、最新の情報に留意してください。
と発表している。
来週2日(月)の会議の予定で出かける予定である。台風の進路がどんどん遅くなっていることが気にかかる。