風と雨は一段落した。風は弱まったとはいえ、風の唸る音とともにいまだケヤキの太い枝が大きく揺すられている。東と西の空が少しだけ明るくなっている。
国交省のXRAINを見ると相模湾から奄美大島まで続く、長く且つ強い雨の領域が線状に伸びている。これが南西の風に沿って北上すれば再び先ほどのような風と雨が来ると思われる。雨の区域が少しずれるだけで、80ミリを超える雨となるのだろう。
先刻のブログの記事をアップした途端に、強い睡魔に襲われ、一時間半ほど熟睡してしまった。折角読書の一日にしようとしたが、睡魔には勝てない。この強い風にも拘わらず、消防車が数台サイレンを鳴らして近くの国道を走って行ったようだ。大きな火事とならなければいいのだが‥。
9世紀の大地震と21世紀の大地震は非常に類似しているそうな。2011年の東日本大震災は、およそ、その1100年前に起きた貞観地震を彷彿させるという。そしてその貞観地震から9~10年後には首都直下型大地震、さらに9~10年後には超巨大南海トラフ地震が来るという地球の鼓動の正確なリズムが今年から来年に迫っているという。
その予兆でもあるまいが2016年4月14日16日に熊本地方で震度7が二回もあった。その後は今年にかけて毎年の豪雨禍に見舞われている。火山噴火も活発だ。千島海溝、日本海溝巨大地震もそんなに遠くない時期に大地震が予期されているそうだ。
いろんな節目にもあたる2020年も後半に入りコロナ禍がなければ「オリ・パラ」景気で世はあげてドンチャン騒ぎの毎日で、あと二週間もすればそれもピークとなるオリンピックの開会式だ。しかしその快楽も「日本沈没」の始まりとならなければいいが、と危機感に日夜妄想し、鬱陶しい梅雨空とにらめっこしながら【FSの独り言・つぶやき】を愉しんでいる。
貞観地震の9年後の相模武蔵地震、18年後の南海トラフと思われる仁和地震がありました。
しかしもともと無理な地震予知で設けたり、身過ぎ世過ぎの種にしている似非科学の徒には十分ご注意を!
列島各地はいつ何時地震に襲われるかわからない、というレベルでの警戒と対策が必要です。
45年前に地震学教室を卒業という形はあれ、ほぼ放校されたような私は思っています。これもまた根拠のない言い方、といわれてしまいますが。
私が時々参考にさせてもらうのは「横浜地球物理学研究所」というブログです。ツィッターでは「上川瀬名」という名でツイッターに投稿されています。
気候変動も強引に地震活動に結びつけたり、豪雨を巨大火山噴火に結びつけたりと、目を覆いたくなるような言説があふれ、マスコミに取り上げられている日本の現状に呆然としています。