「スペイン史10講」の第3講「多様性のなかの中世世界 8世紀~15世紀後半」を読んで本日の読書は終了。打ち合わせと作業の合間に第4講は読み終わりたいと思っているが、少々無理な目標と思われる。
複雑な地理的条件のもとでの地域性と、人種・言語・宗教・生活形態等々の多様性を抱え込まざるを得なかったイベリア半島の歴史はなかなか一筋縄では理解が困難である。もっともそれが魅力であり、多様な文化や芸術とが花開いた要因でもある。
もっともヨーロッパの多くの諸地域が同様にさまざまな歴史と魅力を抱え込んで現在があることを考えれば、スペインだけにその多様性が育ったわけではないことはすぐにわかる。そこを忘れずに個別の歴史を見れば、視野も広がるように思う。
さて、明日は昼前から出かけて、帰宅は遅くなる予定。