昨日の昼と夕方の雲を見ると本日からの天候の悪化が予想されるような気もする。
山行が楽しみであった現役のころは、観天望気を素人ながら勉強したが、素人の付け焼刃、もう忘れかけている。
しかしよく見ると昼には薄い雲のカーブや、夕方には横一直線の雲の境がとても気になる。天気の悪化を予兆しているようだ。しかし理屈は想像もできない。
私が観天望気をしても、いつも後付けで「そうだったんだ」と思うばかりであったことが多かった。それでも有人の山小屋でよく小屋の人から教わったものである。その山域でしか通用しないようなものでも、経験則と理論とが結びついた解説は聞いていても納得できて楽しかった。
時々、怪しげな解説をする人もいたが、それはそれで「お話」として楽しめた。
観天望気は一般的な事しか判りませんが
山小屋や農家の人の経験から生まれる観天望気は興味深いですよね。
それを何故取り上げないのか残念に思う事が時々有ります。
実は私も山小屋の方にいくつも経験を聞いたのですが、忘れてしまったことのほうが圧倒的に多いんです。
山から下りてくると、ホッとするのか、忘れてしまう、その繰り返しだったようです。
多くの方も忘れてしまうほうが多いのかもしれないですね。
今から思うともったいないことをしたようです。