NHKのテレビ放送でベートーベンの第3交響曲「エロイカ」を聴いた。久しぶりの曲である。演奏は群馬交響楽団。指揮は高関健。
本を読みながら聴こうとしたが、良く知っているこの曲は「読みながら」ということが出来ない。曲の方が耳からどんどん頭に入ってきてしまうので、目からは何も脳にはたどり着かない。ベートーベンの曲というのは、そうやってどうしても最後まで聴くように仕向けられてしまう。読書は断念した。
モーツアルトもどんどん耳に入って来るのだが、こちらは読書しながらでも聴ける。逆に読書の妨げになる雑音を消してくれる。読書が終ると聴いていたモーツアルトの曲が蘇ってくる。その原因を探る能力はないが、ベートーベンとモーツアルトの曲の違いの私なりの実感である。
面白かったのは、「エロイカ」のフィナーレに転用されている「プロメテウスの創造」を同一プログラムに組んでいて、それも放映されたこと。
そして福岡の九州交響楽団の演奏で第4交響曲を小泉和裕の指揮で放送しているが、これは録画している。後日聴く予定。
ともにとても懐かしい曲である。
本日はこれにて就寝。明日は退職者会の幹事会と前段の会議とそれらの準備作業。9時半には組合の会館に到着しておく必要がある。8時半に家を出るべく努力しないといけない。