本日注文していた本が届いた。堀田善衛の「ゴヤⅠ スペイン光と影」、「ゴヤⅡ スペイン沙漠と緑」、「ゴヤⅢ 巨人の影に」、「ゴヤⅣ 運命・黒い絵」の4冊。いづれも集英社文庫。
これは1973年~1976年9月にかけて、当時の朝日ジャーナルに連載され、単行本として新潮社から刊行されていた。堀田善衛の作品は「広場の孤独」「若き日の詩人たちの肖像」「上海にて」「方丈記私記」「19階日本横丁」「定家明月記私抄」の6作品を読んでいることになっている。
いづれも文庫本で読み、読み終わった印がついているのだが、いづれも内容については情けないことにほとんど覚えていない。はっきりいって良き読者ではない。
この「ゴヤ」についてはいつか読みたいと思いながら、これまで手にする機会がなかった。今読んでいる「マネの絵画」(フーコー、ちくま学芸文庫)の次に読もうと思って注文していた。できるだけ早めに読み始めたいと思っている。