Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

メンデルスゾーン「ヴァイオリンソナタ」

2021年02月14日 18時38分04秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 さて、この曲は今の私の心に響くであろうか。あるいはそのような演奏なのだろうか。演奏はシュロモ・ミンツ、ピアノはポール・オストロフスキ―で1986年の録音。いつ購入したかは覚えていない。
 作品4のソナタは1823年メンデルスゾーン14歳という若さの作品。
 作品番号のついていないヘ長調の曲は1953年にメニューインが発見した1838年、メンデルスゾーン29歳のころの作品。解説によれば、第1楽章に、のちの再現部の処理にヴァイオリン協奏曲の萌芽が窺われ、第2楽章は無言歌のスタイルという。フィナーレは無窮動形式。
 
 私は、ヘ長調の曲のほうが何度も聴きたくなった。第1楽章の旋律は印象に残る。さらに第2楽章は美しい。無言歌形式ということ、単独で聴くのも悪くない。フィナーレとの落差も驚きである。

 



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