鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

天草旅行(10)天草コレジヨ館

2022-08-24 | 

天草市河浦町の天草コレジヨ館を訪ねました。

1591年から1597年まで、ここに宣教師を養成する大神学校(コレジヨ)が開校され、西洋文化が花開きました。

 

内部。

最初に、天正少年遣欧使節団(原マルチノ、中浦ジュリアン、伊東マンショ、千々和ミゲル)に関するビデオを見ました。ヨーロッパから帰った彼らも、ここで学びました。

 

南蛮船の模型。

 

鉄砲。

 

天文儀。太陽や星の高度を観測しました。

 

四分儀。

 

1595年刊行の日本地図。天草が記載されています。

 

少年使節団が持ち帰ったグーテンベルク印刷機(複製)。

 

日本語の活字が組まれています。

 

ここで印刷されたイソップ物語の本。

 

西洋楽器(複製)。帰国した少年使節団は、秀吉の前で演奏したそうです。

 

ヴァージナル。

 

竹製パイプオルガン。

これらの楽器は、どんな音色か聞いてみたいものです。

 

イソポの宝箱。イソップの生涯が人形で展示されています。

 

世界平和大使人形の館。

故園田天光光氏(女性)が平和大使として100カ国に日本人形を贈り、それに答えて57カ国から人形が届きました。

 

展示されている世界の人形。

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天草旅行(9)﨑津天主堂

2022-08-22 | 

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の﨑津集落へ行きました。

 

海から見た﨑津天主堂。正面は向こう側です。

 

集落内の細い道を進みます。

 

入口から見た天主堂。1934年にハルブ神父と住民の寄付により建設されました。

 

ゴシック様式の外観です。当初コンクリート造りで建築されましたが、資金不足で途中から木造に切り替えられました。

 

斜めより見る。前の灰色部がコンクリート造り、奥の白色部が木造です。

中は撮影禁止で写真はありません。大江天主堂と違い、中は長椅子ではなく畳敷きです。

 

上部。

 

庭の池です。

 

池のほとりのマリア像。

 

集落を散策します。天主堂近くから見た海です。

 

右側の海を望む。

 

西宮宮です。

 

立派な石祠です。村中安全、大漁満願、商売繫盛を祈願して祀られました。

 

魚を持った像。

 

マリア像の夕陽展望デッキです。

 

マリア像。ここからの夕日がきれいだそうです。

 

ハマユウが咲いていました。

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天草旅行(8)大江天主堂

2022-08-20 | 

大江天主堂へ行きました。

 

小高い丘の上にある大江天主堂。

 

青空に映える白亜の天主堂。この建物は昭和8年に完成しました。

 

道を天主堂へ行きます。

 

道の右側にマリアと子供たちの像があります。

 

フランス人ガルニエ神父は、明治25年から昭和16年までこの教会で布教に努めました。

 

正面。中は撮影禁止で写真はありません。長椅子が並んでおり、正面に祭壇、両側にステンドグラスがあります。

私は無宗教ですが、しばし敬虔な気持ちで長椅子に座りました。

 

案内板。「五足の靴」というのは、与謝野鉄幹、北原白秋ら5人の旅行記のことで、九州を旅してここを訪れ、ガルニエ神父に会いました。下田温泉の近くに五足の靴文学遊歩道があります。

 

ガルニエ神父像。

 

アップ。82歳でこの地で亡くなりました。

 

庭からの眺め。集落を見下ろし、遠くに海が見え、絶好のロケーションにあります。

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天草旅行(7)鬼海ヶ浦展望所

2022-08-19 | 

天草旅行を再開します。

 

鬼海ヶ浦展望所の駐車場から海を望む。

 

展望台があります。

 

展望台です。

 

展望台から右の方を望む。

 

沖を通る船。岩場には釣り人がいました。向こうの陸地は島原半島です。

 

正面の岩山。

 

左側は入江になっており、集落があります。

 

ここにも岩場が広がっています。

 

岬の先の岩峰。

天草の西海岸は断崖が多く、このような絶景が見られます。

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天草旅行(6)轟の滝

2022-08-07 | 

下田温泉の川を上流へ少し行ったところに、轟の滝があります。

 

キャンプ場の駐車場の所から、川へ下りる道があります。

 

滝と滝つぼが見えてきました。

 

河床から見た轟の滝。滝つぼは丸くて大きいです。滝の上に吊橋があります。

 

近景。高さ10mです。

 

滝つぼ。ここで泳いだり、水遊びができるそうです。

 

吊橋へ行きます。

 

吊橋の真下に滝が見えます。

 

滝つぼ。

 

左岸側から見た滝と滝つぼ。

 

吊橋から上流を見る。

 

左岸側の小さな滝です。

天草旅行を一休みします。

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天草旅行(5)富岡城跡

2022-08-06 | 

富岡城跡へ行きました。

 

袋池の向こうの富岡城跡。緑色の池です。

 

駐車場から斜面を上がると、正面に石垣があります。富岡城は1601年に築かれました。

 

前の写真の右の石垣。

1637年の天草島原の乱で、幕府方の拠点として一揆勢の攻撃目標となりました。

 

立派な石垣です。最近整備されたようで新しいです。

落城しなかったため、一揆勢は島原の原城へ向かい、このことが乱の早期終結につながりました。

 

二の丸と本丸へ上がっていきます。

 

広い二の丸です。

 

二の丸にある像。右が勝海舟と頼山陽、左が天草の恩人、鈴木重成と鈴木正三。

 

二の丸から本丸を見る。建物はビジターセンターですが、閉館しています。

 

本丸へ上がります。ここも立派な石垣です。

 

振り返って二の丸を見る。建物は歴史資料館で、こちらは開館しています。

 

本丸です。

 

本丸から袋池と富岡の町を望む。向こうは砂州です。

 

左側を望む。

 

駐車場近くにあるアダム荒川殉教公園。

ガルシア・ガルセス神父が追放された志岐教会を守っていたアダム荒川は、棄教を迫られ迫害されましたが信仰を守り、1614年斬首されました。

 

富岡城跡近くにある、私たちが泊った旅館花月です。

 

旅館の前の富岡海水浴場。

 

夕食です。

 

刺身の盛り合わせ。他にアジの塩焼きも出て、海の幸尽くしでした。

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天草旅行(4)イルカウォッチング

2022-08-04 | 

イルカウォッチングをしました。

 

二江港です。

 

イルカウォッチングから帰ってきた船です。

 

浮桟橋。

 

私たちが乗った船です。小型船でした。

 

沖へ向かって進みます。時々しぶきがかかります。

 

向こうの陸地は島原半島です。

 

船の中。乗客は6名でした。

 

別のイルカウォッチングの船。業者がいくつかあります。

 

20分くらい進むと、イルカに遭遇しました。

 

群れで泳いでいます。ここには何百頭ものイルカが生息しているそうです。

 

船のすぐ脇を泳ぐイルカ。前後左右にひっきりなしに現れて、写真を撮るのに忙しかったです。

 

手の届きそうなところを泳ぐイルカ。顔を出すと表情が見えました。

 

別の船でイルカを見る人たち。

多くの野生のイルカを間近で見たのは初めてで、感動でした。

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天草旅行(3)祇園橋他

2022-08-02 | 

石橋を二つ訪ねました。

 

本渡にある祇園橋を下流から見たものです。国指定重要文化財です。

 

「天草の乱激戦之跡」の碑。天草四郎率いる一揆勢と、富岡城番代三宅藤兵衛の軍が激突した場所です。

 

近くの碑。

 町山口川の流れせきとめし 殉教者のむくろ数百千にして 名をばととめず

 

下流右岸より見る。橋長28.6m、幅員3.3m、架設年代1832年。

石造り桁橋では日本最大級です。

 

45脚の石柱で支えられています。

 

右岸より見る。

 

上流右岸より。

 

上流より見る。

 

市ノ瀬橋を左岸から見たものです。

 

上流左岸より見る。橋長22.2m、幅員4.6m。

 

アーチ部。

最初の橋は明治15年に架けられましたが洪水で倒壊し、明治22~23年ごろ再建されました。

 

下流左岸より見る。

 

右岸部。

 

橋の上から上流を望む。

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天草旅行(2)天草五橋と松島展望台

2022-07-31 | 

前回の三角西港から、天草五橋(昭和41年開通)を渡って天草へ行きます。

 

三角西港から見た橋。手前のアーチ橋が新しい天城橋、向こうのトラス橋が1号橋。右が天草の大矢野島です。

 

本土側から見た1号橋。

 

大矢野島に展望所があり、そこから見た1号橋(天門橋、連続トラス橋、502m)です。

 

天門橋と天城橋。

 

平成30年完成の天城橋(てんじょうきょう)。橋長463mで国内最大級のアーチ橋です。この後、この橋も渡りました。

2号橋(大矢野橋)は適当な駐車場がなく通過です。

 

3号橋(中の橋、ラーメン橋、361m)。

 

左側の海。

 

反対側です。

 

右側の海。

4号橋(前島橋)も適当な駐車場がなく通過。

 

5号橋の展望所です。

 

5号橋(松島橋、パイプアーチ・合成桁橋、177.7m)。

 

反対側。

 

5号橋を渡って右へ上がると松島展望台があります。

 

観音像。

 

ここから五橋の一部が見えます。右は4号橋(前島橋、ラーメン橋、510.2m)。

左奥の小さなアーチが2号橋(大矢野橋)。

 

松島の海を望む。

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天草旅行(1)三角西港

2022-07-30 | 

熊本県天草旅行へ行きました。世界遺産二つを巡る旅でもありました。

最初は天草へ渡る手前の三角西港です。オランダ人水理工師ムルドルの設計と、日本人石工の技術が融合した港湾都市として明治20年に開港しました。「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」になっています。

 

歴史的建造物があります。

 

浦島屋。明治26年に小泉八雲が立ち寄ったコロニアル様式のホテルを復元したものです。小泉は当時、旧制熊本五高の英語教師でした。

 

内部。おしゃれな洋風建築です。

 

2階のバルコニーから西港を望む。向こうが天草の大矢野島。

 

龍驤館。大正7年、明治天皇即位50年記念事業として建設されました。

 

石積埠頭です。

 

延長756m。国重要文化財です。

 

反対より見る。右が天草へ渡る橋。

 

排水路です。

 

排水路に架かる橋とアコウの木。

 

橋から排水路を望む。

 

ムルドルハウス。

 

旧三角海運倉庫。

 

旧高田回漕店。明治20年に建てられた回船問屋です。

 

内部。

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