鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

西之表のガジュマルと誠の碑

2011-06-16 | 巨樹・古木

種子島の西之表にあるガジュマルの巨木を紹介します。


東町公民館の近くにあるガジュマルです。
クワ科で、主に種子島以南に分布する亜熱帯植物です。


前の写真の反対から見た根元。
樹齢150年です(と書いてある看板が古いから、160年以上かも)。


見事な気根が垂れ下がっています。


西之表市役所の門のところにも、2本の大きなガジュマルがあります。
昔はここが正門でしたが、今は反対側になっています。
このガジュマルは、昭和32年、高さ2mの枝を挿し木して現在に至っているそうです。
50数年しかたっていませんが、成長が早いです。


向かって右のガジュマル。


向かって左のガジュマル。

西之表の町から南へ行くと、古田地区に鹿之峯という集落があります。
種子島の高台にある山中で、文字通り鹿が出る峯です。
ここに、誠の碑という石碑があります。

誠の碑の公園。


種子島を守備していた第13573部隊600名が、終戦時、1年半に渡る島民との心の絆と平和希求の証として、大きな自然石に「誠」の文字を刻んだものです。


「誠」の文字。
何年か前、戦友たちがここに集まったそうです。

コメント (2)
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