鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

清水の磨崖仏

2014-09-26 | 史跡

川辺の岩屋公園にある清水(きよみず)の磨崖仏を紹介します。

 

万之瀬川の右岸の崖に磨崖仏群があります。

 

垂直の溶結凝灰岩の崖に多くの磨崖仏が彫られています。

平安時代から明治時代に彫られたもので、現在200基が確認されています。

 

多くの磨崖仏が見られます。ひとつづつ見ていきましょう。

 

月輪大梵字。

5つのうち2つはなくなり、3つ残っています。

 

十一面観世音。

明治28年、吉田知山が彫ったもので、ここの磨崖仏群の中で最も新しいものです。

 

連刻板碑。

亡くなった人の供養のためのものです。

 

三大宝きょう印。

鎌倉時代の1296年に彫られました。このような線刻が多いのが特徴です。

  

大五輪塔。

平安時代末から鎌倉時代初めに彫られたもので、日本一の大きさの五輪塔です。亡くなった人を供養するためのものです。

 

偲ぶ橋。表面に石板を貼り付けたRC橋だそうです。

 

偲ぶ橋から上流を望む。正面の崖に磨崖仏群があります。

コメント (4)
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