中学の同級生が、宮崎市で蘭の研究、栽培をしているので、鹿児島の同級生と妻とで見学に行きました。
オーキッドラボ上山の上山保広さんです。自宅に研究室があります。
彼は、さまざまな蘭を交配させ、新種の蘭を作っています。試験管で培養し、ビンには各成長段階の蘭がありました。
基礎は習ったものの、その後は自分で研究してきたそうです。
パソコンには、彼が開発した多くの蘭の花の画像が保存されています。
自宅に隣接するハウスへ移動して、見学しました。
私は、大きくて華やかな洋ランを想像していたのですが、彼が研究しているのは小型の蘭です。
日本や世界の小型の蘭を収集し、それを交配させているそうです。中には、種子島の貴重な蘭もありました。
同級生に囲まれて、蘭の説明をする上山さん。
左のライターと比べて、大きさがわかると思います。
世界各地の蘭は、気候も環境も異なるため、1棟の温室で育てるのは大変なことだそうです。
月あかり。開発した新種の蘭の和名は、奥さんがつけるそうです。
中には、英国王室に献上した、彼の名前のついた蘭もあるそうです。
今は、花の少ない時期だそうですが、いくつかの蘭の花を見学することができました。
蘭に囲まれ、蘭研究の話も聴いて、いい時間を過ごしました。
蘭といえば、我が家に4~5鉢のシンビジウムがありますが、去年から次々に見事な花を咲かせ、今も咲いています。
こんなにたくさん花が咲いたのは、初めてでした。