南さつま市坊津町のまち歩きをしました。
歴史資料センター輝津館(きしんかん)からスタートです。
輝津館の庭にある仁王像。
輝津館から坊浦を望む。中央の大小の尖った岩が双剣石です。
双剣石のアップ。
輝津館の近くに遊歩道があるので散策しました。
震洋隊記念碑。震洋は、太平洋戦争末期、小さな舟で敵艦に体当たりした特攻艇ですが、ここにも基地があったのでしょう。
神社がありました。
梅崎春生文学碑。梅崎春生は海軍暗号兵として坊津に駐屯し、坊津を舞台にした小説「幻化」を発表しました。
人生幻化に似たり 梅崎春生
遊歩道から坊浦を望む。右に小さく双剣石が見えます。
輝津館に戻り、国道を坊泊小学校跡(一条院跡)に向かいます。
国道から坊の町を見たものです。ここは、昔から密貿易が行われた港です。
坊浦の湾口を望む。
国道脇に沈溺諸霊塔があります。
沈溺諸霊塔。1808年11月10日、坊津に入港しようとした唐船が沈没し、乗組員90人のうち29名は助けられましたが、61名が溺死しました。1832年、船主が坊津を訪れて謝意を示しました。
隣にある太鼓橋。大谷川に架かっていたものですが、道路改良に伴い、平成13年ここに移設しました。
太鼓橋へ上がります。
太鼓橋から坊浦を望む。
次回は坊泊小学校跡(一条院跡)へ行きます。