宮崎県小林市の石橋を二つ紹介します。
前回の陰陽石のすぐ下流にある東方大丸太鼓橋です。左岸に看板があります。
左岸から見た上部。水路橋です。1847年完成で、宮崎県に現存する石橋で最も古いものです。
下流の現道橋から見る。
この石橋は、鹿児島県加治木の豪商、森山新蔵が私財を投じて建設しました。
右岸から見た上部。
森山は藩に対する功績で武士に取り立てられ、西郷隆盛などを資金面から助けました。しかし、島津久光の命に背いて西郷らと大阪に向かったことが問題となり、また息子が寺田屋騒動に加わり自害したため、自らも自害しました。
上流右岸より見る。
橋長:31.5m
幅員:3m
高さ:14m
近景。
石氷橋を左岸から見たものです。
上流右岸より見る。2連アーチ橋で、別名眼鏡橋です。
橋長:25m
幅員:3.9m
架設年代:昭和18年
右岸側のアーチ。
左岸側のアーチ。
上流左岸より見る。