加治木の田の神を2体訪ねました。
加治木ジャンクションの近くにある日木山里の田の神です。隣にイヌマキの古木があります。
天保年間(1830~1843年)の石工名島喜六の作と言われています。
袖はたすきで短くたくし上げられ、袴をつけ、右手でメシゲを持ち、左手はシキに添えられています。今にも踊り出しそうな田の神舞の姿です。
微笑んだ表情。材質は加治木石(二瀬戸石)です。
後姿。
隣の石仏。
イヌマキの全容です。
根元。
日木山川の右岸にある田の神です。
後ろの山は加治木八景の一つ蔵王岳。火山岩頸(がんけい)といって、火道(火山のマグマの通り道)のマグマが冷えて固まり、周りの地層が浸食されて残ったものです。
両手でメシゲを抱え、袴をつけています。両袖がたくし上げられています。
顔は風化しています。
後姿。
「加治木八景 蔵王嶽の奇岩」の碑。
次回は金山橋を訪ねます。