鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

加治木まち歩き(9)田の神

2020-06-14 | 田の神

加治木の田の神を2体訪ねました。

 

加治木ジャンクションの近くにある日木山里の田の神です。隣にイヌマキの古木があります。

 

天保年間(1830~1843年)の石工名島喜六の作と言われています。

 

袖はたすきで短くたくし上げられ、袴をつけ、右手でメシゲを持ち、左手はシキに添えられています。今にも踊り出しそうな田の神舞の姿です。

 

微笑んだ表情。材質は加治木石(二瀬戸石)です。

 

後姿。

 

隣の石仏。

 

イヌマキの全容です。

 

根元。

 

日木山川の右岸にある田の神です。

後ろの山は加治木八景の一つ蔵王岳。火山岩頸(がんけい)といって、火道(火山のマグマの通り道)のマグマが冷えて固まり、周りの地層が浸食されて残ったものです。

 

両手でメシゲを抱え、袴をつけています。両袖がたくし上げられています。

 

顔は風化しています。

 

後姿。

 

「加治木八景 蔵王嶽の奇岩」の碑。

次回は金山橋を訪ねます

コメント (4)
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