花の時期ではないですが、阿蘇に来たので一心行の大桜を見に行きました。
正面が大桜。周囲はパークゴルフ場です。
この桜は、天正8年(1580年)、島津氏との戦いで矢崎城で戦火に散った中村(峯)伯耆守惟冬(ほうきのかみこれふゆ)の菩提樹です。
祠があります。妻と嫡男は、少数の家臣とふるさとのこの地に戻り、惟冬と一族の御霊を弔うため、一心に行を修めたため、この名があります。
惟冬を祀る祠でしょうか。
祠と大桜。
周囲は木の歩道で囲まれており、歩道から見学します。
歩道から見た大桜。山桜で樹齢400年以上です。
根元。
上部。
反対から見た全容。満開の頃はきれいでしょう。
根元。元は1本の木でしたが、昭和初期に落雷で6つに裂け、その後今の姿になったそうです。
桜の横から御竈門(おかまど)山を望む。
熊本阿蘇旅行を終わります。