前回鹿児島市川田町にある、川田氏を祀る川田神社を紹介しましたが、川田氏に関する史跡をもう一つ紹介します。
川田神社の上流右岸側に川田堂園供養塔群があります。
多くの石塔が並んでいます。中世の頃、川田は川田氏の始祖比志島盛資(もりすけ)が領していました。
これらの供養塔群は、盛資が父や祖父の菩提を弔うために建てました。
立派な五輪塔(一番上は欠如)。
三層塔が二つ並んでいます。
後ろの三層塔。
石祠。
梵字が刻まれた石塔。
中世の四面梵字の角石塔。永仁五年(1297年)の文字が刻まれており、ここの供養塔群の手がかりを知る貴重なものだそうです。
五輪塔群。
ここには様々なタイプの石塔があります。