鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

加治木まち歩き(8)加治木島津家墓地

2020-06-12 | 史跡

加治木島津家墓地へ行きます。

 

日木山川左岸側の杉林にあります。

 

桁橋を渡って行きます。

 

階段を進みます。

 

六地蔵塔がいくつかあります。

 

上の六地蔵。

 

加治木島津家墓地(能仁寺墓地)。

加治木島津家は、1631年、初代忠朗(ただあき)が島津義弘の遺命により1万石を拝領して創立しました。

 

五輪塔が多いです。

 

初代忠朗(右)と夫人の墓。

 

3代久季(右)と夫人の墓。多くが、夫婦同じ大きさの墓です。

 

丸に十の字の三重石塔。

 

桐の紋の石柱。

 

日木山川を上流へ行くと、日木山宝塔があります。加治木親平夫婦の供養塔とも言われますが、定かではありません。

 

円筒形の宝塔としては、九州で最も高いです。

 

1243年建立の北(大)塔。

 

1242年建立の南(小)塔。

これらは九州で6番目に古く、鹿児島で2番目に古いそうです。

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加治木まち歩き(7)精矛神社

2020-06-10 | 史跡

黒川岬から日木山川を上流へ行き、精矛(くわしほこ)神社へ行きます。

 

日木山川の左岸側にある精矛神社。島津義弘を祀る神社です。

 

大河ドラマ「西郷どん」撮影風景の写真。子供たちが多いです。

 

社殿へ行きます。

 

精矛神社拝殿。

 

本殿。

 

御神木のクスノキです。

  幹周り:5.8m 樹高:28m

 

下部。

 

モミの木と石灯籠。

 

石臼。

 

下に穴の開いた手水鉢。どちらも、鳳山和尚が文禄・慶長の役の時、朝鮮から持ち帰ったもので、軽くなった船の底荷のためでした。

 

経塚。鳳山和尚が、文禄・慶長の役の兵の武運長久を願い、法華経13000部を8年数か月読経し、それを記念したものです。

 

桁橋。

 

義弘公ゆかりの小径。最近整備され、義弘公に関するものや加治木の名物が並んでいます。

 

龍門司焼。島津義弘が朝鮮から連れてきた陶工が祖で、黒薩摩と呼ばれます。

 

稲荷大明神。

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加治木まち歩き(6)黒川岬

2020-06-08 | 水辺の風景

加治木まち歩きを再開します。網掛川から黒川岬へ行きます。

 

日木山川河口付近から上流を望む。正面の尖った山は蔵王岳。

 

日木山川左岸の細い道を河口へ行きます。この先が、加治木八景の一つ黒川岬です。

 

崖に見られる柱状節理の断面。材木を横に積んだような溶岩です。

 

崖を登ると青島神社があります。明治年間、宮崎の青島神社から移籍建立されました。

 

洞窟になっています。

 

女性の守護神です。

 

日木山川左岸の河口に着きました。ここが黒川岬です。

 

黒川岬から錦江湾と桜島を望む。

椿窓寺の鳳山和尚が建てた鳳山軒を、島津家久がたびたび訪れ、次の歌を詠みました。

 浪のおりかくる錦は磯山の 梢にさらす花の色かな

この歌に錦の文字があることから、この付近の海を錦江と言うようになり、やがて鹿児島湾全体を錦江湾と呼ぶようになりました。

 

石灯籠が3つあります。最初の石灯籠。

 

この先にも2つあります。

 

2つ目の石灯籠。

 

3つ目の石灯籠。

 

「加治木八景 黒川岬の激浪」の石碑。

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霧島神宮台のスダジイ

2020-06-06 | 巨樹・古木

霧島神宮の北に霧島神宮台という別荘地があり、そこのスダジイを紹介します。

 

霧島神宮から高千穂河原に向かうと、霧島神宮台へ行く三差路があり、これを左へ行くと、別荘地付近の道路脇にスダジイがあります。

 

道路から見たスダジイ。

 幹周り:5.8m

 樹高:15m

 樹齢:200~300年

 

下部。

 

風格のある根元。

 

上部。

 

多くの植物が寄生しています。

 

反対側から見たものです。こちらにも古い道があり、向こうの道との間の斜面に生えています。

 

根元。

 

中部の幹。筋状に苔が生えています。

 

上部。

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ニガダケの佃煮

2020-06-04 | 食べ物

種子島からニガダケのタケノコが届きました。種子島では、この季節ニガダケの収穫が盛んです。

 

正式名リュウキュウチクです。この3倍くらい届きました。

 

先端部。アクも苦みもなく、天ぷらや煮物にするとおいしいです。

 

円筒形の部分をスライスして、佃煮を作りました。

 

水で戻したキクラゲ。これもスライスして佃煮に使います。

 

ニガダケ、キクラゲ、昆布をスライスして、大鍋で煮ます。

 

シラスを加え、醤油、みりん、出汁、砂糖で味をつけ、汁けがなくなるまで弱火で長時間煮込みます。

 

胡麻を振って、大量の佃煮ができました。おすそ分けしたり、冷凍保存したりします。

 

ご飯のお伴に重宝します。

 

ニガダケの天ぷらです。

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鹿ケ原のミヤマキリシマ

2020-06-02 | 植物

今年も、霧島の鹿ケ原へミヤマキリシマを観に行きました。

 

高千穂河原にある霧島神宮古宮址です。後ろの山が高千穂峰。

 

霧島神宮は、元ここにありました。

 

霧島神宮古宮址から左へ行くと鹿ケ原です。

 

高千穂峰と中岳の間の緩やかな道を進みます。

 

途中に、コガクウツギの群落があります。

 

コガクウツギ(小額空木、アジサイ科)。

 

マルバウツギ(丸葉空木、アジサイ科)。

 

突然視界が開け、ミヤマキリシマ(深山霧島、ツツジ科)の大群落があります。

 

高千穂峰と中岳の間に平地があり、ミヤマキリシマで覆いつくされています。後ろの山は中岳。

 

反対側の山は高千穂峰。どちらも雲がかかっていました。

 

花の間を散策する人たち。手軽に来れるところなので、中高年が多いです。

 

赤紫の花が多いです。

 

ピンクの花。

 

少ないですが、白い花もあります。

 

あり合わせの物でも、山で食べる弁当は美味しいです。

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