鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

伊集院小学校の地頭仮屋本門と南方神社

2023-11-13 | 史跡

日置市の伊集院小学校へ行きました。

 

小学校前の通り。右が校舎、左が校庭です。

 

木造の建物があります。

 

地頭仮屋本門です。藩政時代、ここに地頭仮屋が置かれており、その門です。

 

校庭にも門があります。かつては、ここに校舎があったのでしょうか。

 

近くにある南方神社です。

 

戊申役出征者に対する武運長久祈願の石燈籠。左にもあります。

越後で奮戦している郷土兵の武運長久を願って、その父兄が慶応4年に奉納しました。

 

クスノキの下から見た南方神社社殿。

 

社殿の前から境内を見る。

 

社殿。元は諏訪神社でした。左右に祠があります。

 

右の祠。

 

中の像です。

 

左の祠。

 

中の像。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徳重神社のクスノキ

2023-11-12 | 巨樹・古木

日置市伊集院町の徳重神社へ行きました。

 

徳重神社です。

 

境内のクスノキの全容。日置市指定保存樹林です。

 幹周り:8m

 樹高:30m

 樹齢:750年

 

下部。

 

風格のある根元。

 

中部。

 

鬱蒼とした上部。

 

イヌマキの巨木は、残念ながら枯れています。

 

根元に他の木が寄生しています。

 

社殿へ行きます。

 

徳重神社拝殿。

関ヶ原の戦いで敵中突破を果たした島津義弘公を偲んで、鹿児島市からここまで行進する妙円寺詣りが行われます。今年も10月にありました。

 

島津家の家紋である丸に十の字の石灯籠。

 

義弘公殉死者13名の地蔵塔です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マコモダケ他

2023-11-10 | 食べ物

霧島市牧園町の道の駅(霧島ふもとの駅)に寄ったら、マコモダケが売られていました。

 

マコモダケは、初めて見ました。最近、テレビの料理番組で見たばかりだったので、珍しくて買いました。

 

マコモダケ(真菰筍)は、水辺で育つイネ科の植物マコモの若い茎が肥大化したものです。見た目も食感もタケノコに似ています。

 

外皮をむいて白い部分を食べます。まずはサラダにしました。

 

ワカメ、キュウリなどと酢の物にしました。

 

天ぷらでもいただきました。シャキシャキした食感があります。ピーマンは家庭菜園のものです。

マコモダケは、淡泊でくせがないので、肉野菜炒め、バター醤油炒め、きんぴらなど、幅広く使えるそうです。

 

ショウガも買ってきました。

 

鍋で佃煮を作りました。

 

ショウガの佃煮。ご飯のお伴にいいです。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新川渓谷

2023-11-08 | 水辺の風景

霧島池巡りに行った日、新川渓谷へ行きました。

 

駐車場から遊歩道を上流へ行きます。紅葉は5分くらいでした。

 

ヤマモミジの紅葉。

 

向こうに見えるのは塩浸発電所です。

 

天降(あもり)川左岸にある塩浸発電所。

 

上流を望む。流木が引っかかっています。

 

下流を望む。左は発電所からの放水です。鳥が飛んでいます。

 

右岸の遊歩道を下流へ行きます。

 

渓谷や紅葉を見ながら歩いて行きます。

 

溶結凝灰岩からなる渓谷です。

 

紅葉と渓谷。

 

足湯があります。渓谷や紅葉を見ながらゆっくりするのもいいです。春は藤が咲きます。

 

下流の紅葉です。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島池巡り(2)

2023-11-07 | 水辺の風景

白紫池から六観音御池へ歩いていきます。

 

右に韓国岳が見えます。噴煙を上げているのは硫黄山。

 

ブナの巨木です。

 

紅葉の向こうに、六観音御池が見えてきました。

 

巨大杉が何本かあります。六観音参りの折に植えられたもので、樹齢五百数十年です。

 

上部。霧島神宮など、九州南部の古い神社に植えられている御神木と同じ種類です。

 

紅葉の向こうに、六観音御池と韓国岳が見えます。

 

池のほとりの巨大杉。

 

六観音堂。今は豊受神社です。

 

豊受神社の前にある展望台です。

 

六観音御池と韓国岳を望む。直径500mの火口湖です。

 

紅葉は盛りでしたが、逆光のためか色が映えません。

 

左を望む。

この先に不動池がありますが、硫黄山の噴火で通行止めなので、ここから引き返しました。

 

帰りに、安楽温泉郷のさかいだ温泉に入りました。ここは湯量がものすごく豊富で、うたせ湯は豪快に3本落ちています。

 

温泉の前の天降川を望む。カモが泳いでいました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霧島池巡り(1)

2023-11-06 | 水辺の風景

霧島池巡りに行きました。

 

えびの高原の駐車場から韓国岳を望む。

 

えびの高原にリンドウが咲いていました。

 

池巡りコース登山道の登り口です。

 

途中の展望台から、えびの高原と韓国岳を望む。左の噴煙を上げているのが硫黄山で、横の県道は通行止めです。

 

黄葉を見ながら登っていきます。

 

アカマツ林の登山道を進みます。

 

右に、頂上が平らな甑岳が見えます。山頂に湿原があります。

 

白紫(びゃくし)池に着きました。

 

直径250mの火口湖です。

 

左を望む。かつて、天然のスケート場がありました。

 

右を望む。向こうの山は白鳥山で、展望がいいです。

 

下流はコンクリートでせき止められています。

次回は六観音御池へ行きます。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西方の田の神他

2023-11-04 | 田の神

薩摩川内市の田の神を2体紹介します。

 

西方駅の少し北の、国道3号の横にある西方の田の神です。地元のお年寄りに話を聞きました。

 

正面より見る。

 

大きな楕円形の石に彫られた浮き彫りの田の神です。浮き彫りの田の神は多いですが、この形は珍しいです。

 

シキを被り、右手にメシゲを持っています。足が細いです。

 

後ろ姿。隣の丸い石は、他の田の神では見ませんが何でしょうか。橋は国道の橋です。

 

薩摩高城駅の近くにある砂岳の田の神です。

 

左から2番目が田の神です。

 

浮き彫りの田の神です。右手に持っている大きなものは何でしょうか。左手に持っているのは斧?

 

シキを被り、表情はありません。岩質が軟らかいのか、縦割れ目があります。

 

昭和9年の建立です。

 

後ろ姿。

 

隣の石は何かわかりません。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虎御前供養塔(薩摩塔)

2023-11-03 | 史跡

前回に続いて、南九州市川辺町の史跡を紹介します。

 

南薩縦貫道南九州神殿インターの近くにある虎御前供養塔です。右下には六地蔵塔があります。

 

虎御前供養塔。

仇討ちで有名な曽我兄弟の兄、曽我十郎の恋人であった虎御前の供養のために建てられたと伝えられており、鎌倉時代の作と推定されています。

 

三層塔の上に薩摩塔が乗った、珍しい石塔です。

 

薩摩塔は九州西岸に分布する石塔で、中国浙江省の石材が用いられており、中国商人や地元有力者によってもたらされたと考えられています。

 

上の壷型の一面に像が彫られています。

鹿児島県で最初に発見されたため、この名があり、鹿児島県で5基確認されています。近くの水元神社にもあります。

 

右から見る。下は4面に像が彫られています(水元神社は6面)。

 

神殿下里の地蔵尊(六地蔵塔)です。

 

1417年の平山城、松尾城の戦いで戦死した人の霊を慰めるために建てられました。

 

上の六地蔵。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ココロドン

2023-11-02 | 史跡

南九州市川辺町のココロドンを紹介します。神殿小学校跡の西にあります。

 

道路脇に看板があり、この斜面を左に上がります。

 

南九州市文化財のココロドンです。漢字で「心殿」と書くのでしょうか。後ろの木はイスノキ。

 

イスノキです。

 

ココロドンの石祠。かつてこの地域にあった金山関係者の慰霊のために建てられたと伝えられています。

 

中の像は、金山と関係の深い虚空蔵菩薩と推定されています。

 

2枚の石を合わせた造りで、文化十年(1813年)の文字がはっきり見えます。

 

隣の石碑です。

 

馬頭観音です。

 

最初の写真の道をまっすぐ進むと、蓮台に座った仏像があります。

 

4面をガラスの壁で囲われた家の中に墓があります。こんな立派な墓は初めて見ました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする