メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

めざましメンバ総入れ替え/驚

2012-03-06 16:43:12 | 日記
いつかの「めざまし」で花粉症の歴史?みたいな情報を紹介していた。

戦後の復興に建築資材用にスギの植林が進む(こいつが元凶かあ!怒×5000
1960 ブタクサ花粉症報告
1963 スギ花粉症発見(学会報告は1964)
1984 フジテレビに残る最初の花粉症報道(イネ花粉)
2003 花粉専用マスクが大手メーカーより発売
2005 都内で観測史上最多の花粉飛散数を記録


自分が花粉症になったのは、たぶん1991年頃だから、歴史的には遅いかもだけど、
最初、目が異常に痒くなって目の病気かと思ったから、それほど「花粉症」て言葉はメジャーじゃなかった気がする。
今年は寒いから少なめって予想だけど、まだ分からん。外に出る時は常に怪しいマスクマンです
でも、晴れるとどうしても布団を干したいから、干すと→夜中にクシャミ&鼻水攻撃にあうってゆうパターン



その他のトピックス。

『新しき土』@東京都写真美術館ホール 4月7日
原節子16歳の時の主演映画が、75年ぶりにスクリーンで観れるという。うーん・・・観たいのは山々だけど、山・・・高山がロケなんだ。くぅうううう


金の首輪賞
「めざまし」のインタビューで、マーティン・スコセッシ監督が出て、今年から設立されたこの賞について熱く語って、
自分の作品で名演技をしたわんこがノミネートすらされなかったことに興奮して抗議してたのが可笑しかった。
「あんなのは茶番だ!『アーティスト』宣伝のための工作だ!」とかなんとか


その「めざまし」つながりが今回は多いけど、、、

愛ちゃんが「めざまし」卒業!
てニュースに驚いてたら、メインキャスターも、なにもかも総入れ替えみたいな変わり様でショック!!!

「新生「めざまし」に倉田アナ、竹内アナも」
「大塚キャスター3月末で「めざまし」勇退」

大塚さん復帰しないのかぁ。。残念すぎ。でも、約18年間、本当におつかれさまでした~
正確で、より深く突っ込んだニュース解説とスムーズな進行、
それとは対照的にお茶目な言動には、通勤前に毎日、元気もらいました~!感謝×∞
ご病気を1日も早く克服して、また仕事復帰する日を待っています/祈

それにしても、伊藤アナまでいなくなっちゃうなんて、寂しいなぁ・・・


アッキーの産直LIVE
最近、元気をもらっているのは、「あさイチ」のアッキーこと篠山輝信くん
お父さんは写真家の篠山紀信さん、お母さんの南沙織さんは、「元祖アイドル」なんて呼ばれてた歌手なんだね/驚

17才/南沙織


「ちい散歩」
自由が丘をひと駅散歩して、「ドーナツプラント」てお店を紹介してた(BGMはスカパラだしv
かつてこの辺は沼地だった!そして、昔ちいさんは自由が丘に住んでいたんだって!驚×2

馬込あたりを歩いていた時にゆってた言葉。
「神社仏閣には、昔の原生林がそのままの形で残っている場合が多い」なるほど!


ギター工房「夢弦堂」@中村橋
趣味が高じて、40歳を過ぎてからサラリーマンを辞めて渡米して学び、
今ではギターやウクレレの修理、製造などをやっているってすごいなあ!
てか、意外と身近にもここでお世話になってるミュージシャンがいたりして?


川越の「みえる」パン屋さん@モヤさま2
見た感じフツーの町角にある夫婦でやってるパン屋さんなんだけど、
奥さんが霊感が強いらしく、1分100円でいろいろみてもらえるって面白かった!
(ちなみに、店名の「みえる」は、フランス語で「はちみつの様な甘さ」て意味から付けたらしい
3人は前世とか、将来とか聞いてた。当たるかどうかは別にして気になった。
前回、川越をお散歩した時は、全然気づかなかったなあ!地図で見たら、大通りから1本入った道っぽい。



こころにビタミン♪ ポジティブセラピー
「ストレス脆弱性」の意味を調べてたら、こんなサイトを見つけた。
ちなみに「マイナス思考チェック」をしてみたら5つ。ギリな感じ?


もっといい気分になりたい!~朝から晩までワクワクに変わる知識~
こちらは「ヒーリング音楽」で調べていて見つけたサイト。
なんだか最近はガサガサした音に弱くなった。前はエキセントリックなものも好きだったけど。


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主治医交代×保健師さん

2012-03-06 15:58:42 | 日記
「4回目のクリニック×買い物」で書いた通り、今の院長の診察じゃどうにも納得できないので、
サイトに「どうしても相性が合わないとお感じになられたら、主治医が交代します。」とあるから、
29日に電話をして、受付の優しくて丁寧な女性のほうに、理由をゆって、替えて下さいと頼んでみた。
(もう1人のおばちゃんは、いつも鬼のような形相で扱いも荒い

そしたら、「交代する医師は1人しかいなくて、木曜しか診察に来ない上、
自分で予約を管理しているから、木曜にもう一度電話をして直接その医師と相談してみてもらっていいですか?」だって。

で、木曜に電話したら、交代してくれることになった
「まあ、わたしに代わっても、あんまり変わらないかもしれませんけどね」て、謙遜なのか?
まあ、実際会って話してみないことには分からないな。


ついでに、病院の引越しで「医療機関コード」が変われば、また福祉センターに行って申請し直さなきゃならないから、
「新しい医療機関コードを早めに教えてくれませんか?」と受付に頼んだら、
「福祉センターや、病院では、一応、住所変更・医療機関コードが変更したら届け出て下さい」と勧めていますが、
実際のところは、患者さんの負担も大きいので、自立支援の更新時にでも一緒に手続きされたらいいと思いますよ」だって。
出ました、ちょっと役所手続きの裏技的な

それでも1割負担には変わりないってゆうから、こっちはラクだ。
次の更新は今年の11月からだし、新しい医療機関コードが決まるのは4月1日からだって言うので、
とりあえず、コードだけは早めに聞いておこうかな?


健康生きがい部@福祉センター
その他に、無料または安価でカウンセリングをしてくれるところはないものかとネット検索していたら、
「とりあえず、近所の福祉センターに聞いてみると手っ取り早い」みたいに書いている方がいて、
なんだ、申請だけじゃなくてカウンセリングサービスもあるのか?と、それも電話して聞いてみた。

ネットには、
「健康福祉センターでは、こころに関する病気や悩みの相談をお受けしています。専門医との相談もできます。」とある。

で、実際聞いてみたら、

1.保健師さんと面接して、どういう状況かを聞く
面接ってゆうから、審査でもされるのかと思ったら、どうやら相談のことをそう呼んでいるみたい。
→内容によって、嘱託の精神科医による相談が必要かを保健師が判断し、日取りを決める。
→聞いた内容をまとめて、精神科医に伝えておく。

2.嘱託の精神科医が月2回来る面接のどちらかに予約して、不安について相談する。(時間制限あり)
  
3.その人の状態によって、地区の専門医やカウンセラーを紹介したり、多少のアドバイスもする。

この辺が肝心なのに曖昧だったんだけど、

★保健師:医師として検診もしたりして、常にセンターに常勤しているわけではなく、完全予約制。
でも、たまたまいて、時間が空いてる時なら、近所だし、いろいろ話を聞いてもらうことはできる。

★嘱託の精神科医:人によっては一度会ってそれきりって場合もあり得るから、突っ込んだカウンセリングはかえってできないから、結局は「主治医と相談してみてください」てなるかもしれないんだって(あれ?

病気のタイプ、患者の状態によっては、カウンセリングも(家族関係などについて、より突っ込んだ話になるので)、逆に不安を強める場合もあるから危険。

「こうしたらどうですか?」といったことも言えるけど、カウンセラーってほどでもないんだな。
イメージ的には、とっかかりのアドバイザーみたいな役割なのか?
クスリを出すわけでもないから、「クリニックに通いつつ、セカンドオピニオンとして利用したり、
今の医者には聞きにくいことを聞く方もいらっしゃいます」だって。

紹介する専門医や病院も、「ここならオススメです!てゆうんじゃなくて・・・」みたいなニュアンスが曖昧だった
ま、とにかく、こっちも行ってみなきゃ分からないから、なんでも行ってみよっと。
何もしないで悶々としているよりはマシだ。

その保健師さんとの面接が13日、嘱託の精神科医さんとの面接が27日って遠いなあ!
場所はいずれも、近所の保健センターで、無料てのは有難い。

ちなみに、立教、大正大学などで、大学カウンセリングセンターてのもあるらしい。
保険適用内なら15分(短っ!)、適用外だと1回3000円。ん~・・・微妙。
しかも、ネットで調べても、よく分からなかったし


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チェーホフ・コレクション『いいなずけ』(未知谷)

2012-03-06 15:01:28 | 
チェーホフ・コレクション『いいなずけ』(未知谷)
アントン・P.チェーホフ/作 ラリーサ・ゼネーヴィチ/絵 児島宏子/訳

2011/12に発売されたばかりの、私のお気に入りチェーホフ・コレクションから。

あらすじ
ずっと母に憧れ、結婚を夢見てきたナージャは23歳で、アンドレイとの婚約が決まるが、
婚約してから熟睡できず、これまでの自分の暮らし、価値観を真剣に考え直し、悩むナージャ。
放蕩息子のように思われている親戚のサーシャは、毎回ナージャに「もっと学んだほうがいい」と諭す。
ナージャは式の直前に、「明日あなたと共にこの町を出ます」とサーシャに伝える・・・


登場人物はみな善良で、それぞれ愛し合ってはいるものの、世代のズレ、価値観のズレに苦しんでいる。
まさに、今の自分とリンクして、読むべくして手にとったなと感慨深い思いでいっぱいになった。

挿絵を描いたラリーサさんは、ほかの「チェーホフ・コレクション」の挿絵も担当しているが、
時代考証を詳細に調べて描いたという。

チェーホフは珍しく、物語りを何度も書き直していたそうだが、
最初の優雅だけれども悩める少女から、ラストは服装も垢抜け、ふっきれて明るい表情に描かれたナージャは別人みたいだ。

一部の富裕層から大衆に力が移行しはじめる時代に、女性も勉強して、社会で働き始め、自立をはじめた、
当時のロシアの社会情勢も生々しく伝わってくる1冊。



以下は、気になった箇所の抜粋と感想メモ
記録魔なわたしは、なんでも気になった言葉をメモしてしまうが、これから読む方にはネタバレになるので、
まったくまっさらな状態で読んで欲しいといつも思っているんだよね、本当は


p18.
まるでこの先、何かこう不快で重苦しいことが待ち受けているような気がしてくる。

p.21
母はわかっていないし、人のことを理解できないとナージャは感じた。
→親との価値観の違い、自立へのリンク

p.22
「教養があって汚れ(けがれ)のない人々だけが興味深く、そのような人々こそが必要なのです。このような人々が多ければ多いほど、いっそう早く神の王国が地上にうち建てられるのです」

「大事なのは、私たちが考え、また実際に存在するような群衆の、ばかげた悪意がなくなることなのです。なぜって各自が、何のために生きるのかを理解し信じるようになるからです。群衆の中に心のよりどころを探す人が誰もいなくなるからです」

p.26
「例えば、あなたや、あなたのお母さんやおばあさんが何もしていないとすると、あなた方のために他の誰かが働いているのですよ。あなた方はどなたか他人の人生をかすめ取っているのです。」
(これは、今は無職の自分には耳が痛いな

p.27
なぜか彼女は、母が自分の亡き夫を愛していなかったことを思い出した。
(若々しく美しく見えていた母親が、一人の依存した、孤独な人間だと分かる

p.28
「水道も下水道設備もない!」
(サーシャは、田舎の文明の遅れ、使用人が寒く狭い部屋で、布団もなくゴキブリが徘徊する状況に、屋敷の誰も関心すら持たず、毎日気楽に暮らしていることを嘆く。

p.31
彼女はこれらのすべてにただ俗悪さのみを見る。愚かで無邪気で、耐えられない俗っぽさを。
(見合いをして結婚して子どもを産んで、老いて死ぬ、そういう以前にも書いた“画一性”への無頓着さとのリンク

p.32
「ああ、母なるロシアよ、お前はなんと多くの無駄と役に立たない者どもを自分の内部に抱えていることか!こんなにも多く、私のような連中が、お前に、大変苦悩しているお前に頼っていることか!」
(婚約者のアンドレイは、無職で、経済的に依存している自分をからかって言う

p.38
「おまえとおばあちゃんは私を苦しめる!私に自由をちょうだい!私はまだ若い、生きたい、なのにあんたたちは私を年寄りにする!」
(母もまた教養がありながら、結婚、出産、夫の死、経済的不安でココロを病んでいた

p.40
「大事なのは、生活を変革することで、あとはたいしたことではありません」

p.45
もし誰かが、彼個人の幸せについて、個人生活について、彼への愛について話しかけても、彼は何も理解できず、ただ笑うだけだろう。
(病気で、荒れた部屋だとしても、きっとサーシャは自分より他人を愛し、助ける、奉仕を理想とする人なんだ

p.49
おばあさんも母も、過去は永久に失われ戻ってこないと感じているのが分かった。社会における立場も、以前の名誉も、お客を招く権利もすでになかった。
(地主の没落は、貴族生活や母への疑問を感じたというベニシアさんの話とのリンク

p.51
すでに何かが不足していた。部屋の中にむなしさが漂い、天井もひどく低く思えた。
(自分が帰省した時の感じにも似ている

p.53
ああ、もしもっと早く新しく、明るく曇りのない生活がやって来るのなら、そのときこそは、自分の運命をまっすぐ大胆に見つめ、自分をまともに認識し、心楽しく自由でいることができるだろうに!そのような生活が遅かれ早かれやって来るだろう!おばあさんの家から、四人の召使が地下の汚い一室のみに暮らさなければならないような状況がなくなる時代がやって来るだろう!
(時代の変化と共に、自らの変化も感じるナージャ

p.56
サーシャが望んだように彼女の生活はすっかり変わって、彼女がここでは孤独なよそ者で、必要とされていない、ここのすべても彼女にとって必要ではない、過去のすべては彼女から引き離され、消えてしまい、まさに燃え尽きて、その灰は風に吹き飛んでしまったことなどをゆくりなく考えた。



【訳者のあとがき】
女闘士と言われた福田英子が、婦人解放を目指す雑誌『世界婦人』を創刊したのが明治37年。
雑誌『青鞜』を創刊した平塚らいてうを中心に「元始、女性は太陽だった」と、さらに女性解放運動が進められ、さまざまな分野で職業婦人も登場していった。


(現代ではいまだに男性社会との軋轢などによる、働く女性のストレスが問題になっている。それを踏まえて、訳者は続けている)


「人口の半数以上を占める女性が変われば、社会が、世界が変わる。よりよい方向へ。より美しいほうへ。それを信じたい。」




▼気になった単語

降神術:祈祷などで神を招き寄せ、乗り移った人の口からお告げを述べさせる術。かみおろしの術。

同種療法(ホメオパシー)
「極度に稀釈した成分を投与することによって体の自然治癒力を引き出す」という思想に基づいて、病気の治癒をめざす行為。

家の精(ダマヴォイ):老人の姿をした家の精霊。

コサック:ウクライナと南ロシアなどに生活していた軍事的共同体、またはその共同体の一員である。

地名:ペテルブルク、ヴォルガ、サラートフ

曖昧模糊:物事の内容・意味がはっきりせず、ぼんやりしているさま。

ヴァリアント:書籍において、異稿。同じ作品でバージョンの異なるもの同士のこと。主に結末で大きく差がでる。


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