花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「エジプト」旅行(4)

2012年12月27日 | 海外旅行「中近東Ⅱ」エジプト

《旅行の交通手段》
今回の「エジプト8日間」のツアーでは、2日目に「ギザ」から南部の「アスワン」まで夜行列車「ナイルエクスプレス」のコンパートメントが使われた。この列車はナイル川に沿っておよそ900kmを南下するが、1室2人(2段ベッド)で「ギザ」発20;30、「アスワン」着は翌朝9;30で、約13時間の旅だった。

   

その間夕食と朝食が出るが、夕食は簡単な弁当食で美味しいものではなく、朝食は飲み物とパン、果物だけだったし、ゴトンゴトンとレールを走る音と揺れで浅い眠りしかできなかった。多分航空機を使うのに比べたら格安なのだろうと思った。

朝になると窓からナイル川沿いの光景が見えて来た。
町のモスクや庶民の住む集合住宅、オアシスに植えられているバナナ、サトウキビ、ナツメヤシ、野菜、ロバや馬、荷車、自転車、三輪車、小型貨物車などに乗って荷物を運ぶ人や農作業をしている姿など、中世と現代が混ざり合ったような景色に見ていて飽きなかった。
(写真は走る特急列車の汚れた窓から撮ったもの。最後の写真はルクソール駅で撮った)

  

  

  

次に「アスワン」から「ルクソール」までの170kmは、ナイル川を大型のクルーズ船に乗って3泊4日の「ナイル川クルーズ」で、来た時とは逆に北上した。
港?では、クルーズ船は数隻がピッタリと横並びになって停泊し、乗客は他船のフロントのあるフロアを横切って自分の船に乗ったり降りたりするのだった。(写真はクルーズ船5隻が停泊している姿を背後から写した)
その間毎日、世界遺産がある町に停泊した船から降り、ボートや馬車に乗り換えて観光し、食事は船内で摂った。
食事は朝から夕までバイキング形式で変化がある食事だったし、バス、トイレ付きのゆったりした船室で、窓から見える川沿いのオアシスの風景や人々の生活光景、クルーズ船が行き交う様子も見られて楽しかった。

  

  

6日目はクルーズ船に別れを告げ、「ルクソール」から「カイロ」までの530kmを航空機で1時間10分掛けて飛んだ。さすが航空機は速い。

このように今回の旅ではバス以外の交通手段が色々組み込まれていて、それぞれの特徴を味わえたのだった。




コメント (3)
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