花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「キプロス」「マルタ」の旅(3)

2015年12月02日 | 海外旅行「地中海地域」キプロス、マルタ

≪出発して「キプロス共和国」へ≫

11月18日、昼の気温6℃の中、新千歳空港を出発し、羽田空港経由で成田空港に向かった。
前夜余ったご飯とお菜で出発前に「おにぎらーず」を2個作って持参したので、成田空港での集合時刻18;50の少し前に2階の椅子席で食べてから受付に向かった。
行きの航空機は、21;20発「エミレーツ航空」の「ドバイ」行きだった。「ドバイ」は「アラブ首長国連邦」のペルシャ湾沿いにあるハブ空港だ。

受付では30分程並んだ。
「エミレーツ航空」は、預けるスーツケースの許容重量は30kgなのだが、機内に持ち込む手荷物は7kgまでだったので慌てた。しかし、今回持参したキャリーバッグ(中は、機内で履くサンダルや化粧品類、寒さ対策の上着、到着後の観光に要する帽子や手袋、そして本1冊だった)を計ると、5.2kg。安心した。

今回は満席に近かったが、私は運良く右1席が空いている通路側席に座れた。
所がである。右側の中年女性(ポルトガル人)がその空席を独占して、私の側に膝を開いた姿勢で寝ていたのだが、見ると股が濡れていてのだ。多分漏らしたのだろう。機内は空調が効いていたので臭うことはなかったが、私は唖然とするばかりだった。また、彼女は、1枚着ているぺらぺらのブラウスのボタンを2つ外して肩と胸を出すようにしているのだ。私の目には普通の生活をしている女性には見えなかった。

「ドバイ」には11時間30分後に到着した。日本との時差が-5時間なので、時計を遅くした。
大きな空港だった。幾つもエリアがあり、私達が行ったゲイトの下の免税店にはチョコレートや酒類、乳製品が一杯あった。



      

約4時間の待機時間には、洗面所に行って歯を磨き、顔を洗った。イスラム式トイレから出ると、女性清掃員達は1回1回アルコールを吹きかけて殺菌していた。
ショルダーバッグに機内で配布されたロールパンとオレンジジュース、ジャムがあったので、洗面所の掃除をしてくれた女性に手渡したら、笑顔を返してくれた。   

乗り継ぎの航空機は昼間飛ぶので、私は窓側の席を希望した。1時間以上遅れたが、機内でも遅延の理由は全く知らされなかった。日本では考えられない事だ。
8;32に「ドバイ」を離陸した航空機は、ほぼ直線距離で「アラビア半島」を斜めに横切る様に飛んだ。「エジプト」の「カイロ」に行くまで眼下に見えたのは、広大で不毛の砂漠ばかりだった。
航空機は「カイロ」上空で進路を北に変えて「地中海」に出た。

 

4時間30分で「キプロス共和国」の玄関口「ラルナカ空港」に着いた。時刻は午前11時に近かった。
乗客の大半は最終の「マルタ」に行くので、「ラルナカ空港」で降りたのは私達を含めた100人ちょっとだったが、今回のこの路線は、電車やバスの乗降に似ていた。
地図では海を挟んで北に「トルコ」、東に「シリア」がある地中海の東端にある国だが、上空から見た「キプロス共和国」は本当に小さな島国だった。

入国の税関検査では、「EU」の人達の窓口と「それ以外の国」の人達の窓口が分かれていた。
「キプロス」は日本との時差が-7時間なので、更に時計を2時間遅らせた。航空機だけで16時間という長い旅だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする