花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「キプロス」「マルタ」の旅(13)

2015年12月11日 | 海外旅行「地中海地域」キプロス、マルタ

≪「ゴゾ島」観光≫(2)

②「アズールウインドとインランドシー」

ゴゾ島の西に数万年の波と風雨の侵食でできた景勝地がある。それが「アズールウインド」だ。



        

私達はその内海からボートに乗った。一艘に9人、私は左側に乗って狭い岩の割れ目から外海に出た。
波が大きくうねり、ボートから弾き出されるのではないかと思う瞬間も何度かあった。
しかし、浸食でできた洞窟に入って光線の加減で真っ青に見える海面や、海と岩の境目にできた紫珊瑚、まるで鰐が寝そべっているように見える鰐岩を見たりした。
私は片手で必死で写真を撮ったが、ボートが木の葉の様に大きく揺れ続けるのでボケたものもあった。イタリア「カプリ島」の「青の洞窟」よりも興奮し、楽しめた。



 
 


 

            

③「ゴゾ大聖堂」

「大聖堂」を見学に行ったら坂の上に登る道路が工事中だった。ガイドは自由時間25分と言ったので、私は工事車両の横を通って行ける所まで行く事にいた。遂に「大聖堂」の階段の下に着いた。
この聖堂は、1697~1711年に建立され、バロック様式のファサードがあるという。
時間が限られていて入場料も必要だったので、中に入らず、脇の階段を登って見た。
広い展望台があり、教会は堅牢な城壁で防護されていた。古い大砲も備えられていた。遠くを見下ろすと、ゴゾ島の町と海が見えた。

 

         



「ゴゾ島」に別れを告げ、17時過ぎのフェリーで「マルタ島」に戻った。
ホテルに着くと入り口やフロント前の警備が厳しくなっていた。ガイドの話では、「イギリスからエリザベス女王も会議に参加する事になった。いつも使えるホテルの駐車場が、今日は立ち入り禁止だと言われた。」という。
多分、「英国連邦会議」に参加する各国の要人がここにも宿泊するのかも知れないと思った。

コメント (2)
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