火曜の夜11時は元春レイディオショー
番組の推薦盤、3Picks 米国コネチカット州出身John Mayerの新しいアルバム「 Paradise Valley 」
番組後半は、アフリカの音楽に影響を受けたミュージシャンのレコードを特集。
火曜の夜11時
みなさん寛いでますか?
元春レイディオショー
この番組は東京渋谷NHKのスタジオから届けています。
今夜の元春レイディオショー、番組の推薦盤、3Picksはジョン・メイヤーの新しいレコードを聴いてみます。後半はアフリカの音楽に影響を受けた音楽のレコードを取り上げてみたいと思います。DJ佐野元春。これからの1時間、みなさんと一緒にゆっくり楽しんで行きたいと思います。
1 Best of My Love : The Emotions
The Emotions、70年代のレコード。火曜の夜は元春レイディオショー。ベスト・ミュージックを届けています。
2 Joanna : Kool & The Gang
元春レイディオショー、番組前半はR&Bのクラッシックスを集めています。
つづいて
3 Break Up to Make Up : The Stylistics
さて元春レイディオショー、番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。題して3picks!
今月ピックアップしたアルバムは
Harry Nilsson: Complete RCA Albums Collection
Julia Holter: Loud City Song
John Mayer: Paradise Valley
この3組のアーティストの新作を選びました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はJohn Mayerのレコードを取り上げてみたいと思います。
John Mayer
米国コネチカット州出身のソングライター。現在36歳。ギターリストとしても、とても評価の高いミュージシャンです。
そのJohn Mayerの新しいレコードが出ました。
アルバムタイトルは「Paradise Valley」
通算6枚目のスタジオ録音盤となります。
John Mayer、去年の夏 喉に腫瘍が出来たということで2度にわたって手術を受けています。シンガーということもあって、きっと本人は相当ショックがあったのではないかと思います。コンサートツアーを組んでいたようですが、それをキャンセルして治療にあたったということです。幸い手術は上手く行って、今回復帰しました。治るまでは暫く田舎で休んでいたようです。
レコーディング・アーティストとしてデビューしたのは、今から12年前。初めはポップで現代的な曲調が多かったのですが、
最近の田舎暮らしが影響しているのか、ジャンルで言えばフォークそしてカントリーといったオーガニックなものになっています。喉の手術と言う厳しい状況を乗り越えて完成させた新しいアルバムと言って良いと思います。ではここで、その新しいアルバムから2曲聴いて見たいと思います。
4 Wildfire : John Mayer
5 Who You Love (feat. Katy Perry) : John Mayer
ガール・フレンドのKaty Perryを迎えた「Who You Love」1曲目は「Wildfire」。2曲聴いて見ました。
火曜の夜は元春レイディオショー。ベスト・ミュージックを届けています。
6 Lovely Day : Bill Withers
70年代のヒットレコード 曲はLovely Day
このあとはエコチャンネル グリーンピープル
枚方環境ネットワーク会議
元春レイディオショー
番組後半は、アフリカの音楽に影響を受けた音楽の特集
先日あるテレビ番組の海外ロケでカリブ海のトリニダード・トバゴ、そして西アフリカのセネガルに行ってきました。
先週はカリブの音楽を紹介しましたが、今夜は、今回の旅のもう一つの目的地
西アフリカ セネガルについて話してみたいと思います。
西アフリカ セネガル。サハラ砂漠の西南に位置する共和制の国です。
このセネガルが生んだ世界的なミュージシャンと言えばユッスー・ン・ドゥールがいます。
祖国セネガルの伝統的な音楽に欧米のエッセンスを取り込んで独特の音楽を作っています。
80年代にイギリスのヴァージンレコードと契約してレコーディング・アーティストとして活動を始めました。
特にピーター・ゲェイブリエルがユッスー・ン・ドゥールの音楽を紹介して、よく知られるようになりました。
その後はポール・サイモンやスティングとも共演して世界的なアーティストとなります。
ではここで、セネガルのアーティスト、ユッスー・ン・ドゥールのレコードを聴いて見たいと思います。
7 New Africa : Youssou N'Dour
西アフリカ セネガルのアーティスト ユッスー・ン・ドゥールの曲を聴いて見ました。
ユッスー・ン・ドゥールは祖国セネガルの伝統的な打楽器の家系でグリオと呼ばれる集団がいるのですが、そのメンバーの一人です。このグリオという集団は、言ってみれば、パーカッションプレーヤーの集団でもあり、社会的なメッセンジャーでもあります。グリオの人々はセネガルに伝わる古くからの音楽、そして生きていくうえでの大事なメッセージですね。そうしたものをパーカッションの演奏で表現しています。言ってみれば、グリオの人々は、そこに住む人々にとってパーカッションを使ったメッセンジャーと言って良いと思います。先日僕はセネガルに実際に行って、このグリオの人々に会ってきました。自分はミュージシャンなので、音楽を通じてコミュニケーションをしようということになって、グリオのパーカッション・プレーヤーたちとスポークンワーズのセッションを行いました。素晴らしかったですね。そのうちドキュメントとして他のメディアで発表されると思います。もし機会があったらなら是非ご覧になって下さい。
今夜の元春レイディオショー。アフリカン・ミュージックに影響を受けたレコードを特集しています。
8 (Nothing But) Flowers : Talking Heads
80年代のレコード
9 Horchata : Vampire Weekend
00年代のレコード
元春レイディオショー。今夜はアフリカン・ミュージックに影響を受けたレコードを特集しています。
アフリカの音楽に影響を受けたポップ音楽というと個人的にポール・サイモンですね。80年代の「グレースランド」この作品を思い浮かべます。この作品は南アフリカのミュージシャンと協力して製作されました。ポール・サイモンの音楽と南アフリカの音楽がとても高い次元で融合したとても素晴らしいアルバムです。当時は世界的にも高い評価を受けて、1986年度のグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞しています。ではポール・サイモンのアルバム「グレースランド」からの1曲。
10 Diamonds On the Soles of Her Shoes : Paul Simon
元春レイディオショー
番組後半は、アフリカの音楽に影響を受けた音楽の特集をしてきました。
自分のレコードを振り返ってみて、アフリカン・ミュージックの要素を取り入れた曲として思いつくのは2曲。
「ホームプラネット 地球こそ私の家」という曲と、もう1曲は「ハッピーエンド」という曲です。どちらの曲もアフリカン・パーカッションを使ってグルーヴを作りました。
今夜最後の曲は90年代のこの曲を聴いて下さい。
11 ハッピーエンド : 佐野元春
番組の推薦盤、3Picks 米国コネチカット州出身John Mayerの新しいアルバム「 Paradise Valley 」
番組後半は、アフリカの音楽に影響を受けたミュージシャンのレコードを特集。
火曜の夜11時
みなさん寛いでますか?
元春レイディオショー
この番組は東京渋谷NHKのスタジオから届けています。
今夜の元春レイディオショー、番組の推薦盤、3Picksはジョン・メイヤーの新しいレコードを聴いてみます。後半はアフリカの音楽に影響を受けた音楽のレコードを取り上げてみたいと思います。DJ佐野元春。これからの1時間、みなさんと一緒にゆっくり楽しんで行きたいと思います。
1 Best of My Love : The Emotions
The Emotions、70年代のレコード。火曜の夜は元春レイディオショー。ベスト・ミュージックを届けています。
2 Joanna : Kool & The Gang
元春レイディオショー、番組前半はR&Bのクラッシックスを集めています。
つづいて
3 Break Up to Make Up : The Stylistics
さて元春レイディオショー、番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。題して3picks!
今月ピックアップしたアルバムは
Harry Nilsson: Complete RCA Albums Collection
Julia Holter: Loud City Song
John Mayer: Paradise Valley
この3組のアーティストの新作を選びました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はJohn Mayerのレコードを取り上げてみたいと思います。
John Mayer
米国コネチカット州出身のソングライター。現在36歳。ギターリストとしても、とても評価の高いミュージシャンです。
そのJohn Mayerの新しいレコードが出ました。
アルバムタイトルは「Paradise Valley」
通算6枚目のスタジオ録音盤となります。
John Mayer、去年の夏 喉に腫瘍が出来たということで2度にわたって手術を受けています。シンガーということもあって、きっと本人は相当ショックがあったのではないかと思います。コンサートツアーを組んでいたようですが、それをキャンセルして治療にあたったということです。幸い手術は上手く行って、今回復帰しました。治るまでは暫く田舎で休んでいたようです。
レコーディング・アーティストとしてデビューしたのは、今から12年前。初めはポップで現代的な曲調が多かったのですが、
最近の田舎暮らしが影響しているのか、ジャンルで言えばフォークそしてカントリーといったオーガニックなものになっています。喉の手術と言う厳しい状況を乗り越えて完成させた新しいアルバムと言って良いと思います。ではここで、その新しいアルバムから2曲聴いて見たいと思います。
4 Wildfire : John Mayer
5 Who You Love (feat. Katy Perry) : John Mayer
ガール・フレンドのKaty Perryを迎えた「Who You Love」1曲目は「Wildfire」。2曲聴いて見ました。
火曜の夜は元春レイディオショー。ベスト・ミュージックを届けています。
6 Lovely Day : Bill Withers
70年代のヒットレコード 曲はLovely Day
このあとはエコチャンネル グリーンピープル
枚方環境ネットワーク会議
元春レイディオショー
番組後半は、アフリカの音楽に影響を受けた音楽の特集
先日あるテレビ番組の海外ロケでカリブ海のトリニダード・トバゴ、そして西アフリカのセネガルに行ってきました。
先週はカリブの音楽を紹介しましたが、今夜は、今回の旅のもう一つの目的地
西アフリカ セネガルについて話してみたいと思います。
西アフリカ セネガル。サハラ砂漠の西南に位置する共和制の国です。
このセネガルが生んだ世界的なミュージシャンと言えばユッスー・ン・ドゥールがいます。
祖国セネガルの伝統的な音楽に欧米のエッセンスを取り込んで独特の音楽を作っています。
80年代にイギリスのヴァージンレコードと契約してレコーディング・アーティストとして活動を始めました。
特にピーター・ゲェイブリエルがユッスー・ン・ドゥールの音楽を紹介して、よく知られるようになりました。
その後はポール・サイモンやスティングとも共演して世界的なアーティストとなります。
ではここで、セネガルのアーティスト、ユッスー・ン・ドゥールのレコードを聴いて見たいと思います。
7 New Africa : Youssou N'Dour
西アフリカ セネガルのアーティスト ユッスー・ン・ドゥールの曲を聴いて見ました。
ユッスー・ン・ドゥールは祖国セネガルの伝統的な打楽器の家系でグリオと呼ばれる集団がいるのですが、そのメンバーの一人です。このグリオという集団は、言ってみれば、パーカッションプレーヤーの集団でもあり、社会的なメッセンジャーでもあります。グリオの人々はセネガルに伝わる古くからの音楽、そして生きていくうえでの大事なメッセージですね。そうしたものをパーカッションの演奏で表現しています。言ってみれば、グリオの人々は、そこに住む人々にとってパーカッションを使ったメッセンジャーと言って良いと思います。先日僕はセネガルに実際に行って、このグリオの人々に会ってきました。自分はミュージシャンなので、音楽を通じてコミュニケーションをしようということになって、グリオのパーカッション・プレーヤーたちとスポークンワーズのセッションを行いました。素晴らしかったですね。そのうちドキュメントとして他のメディアで発表されると思います。もし機会があったらなら是非ご覧になって下さい。
今夜の元春レイディオショー。アフリカン・ミュージックに影響を受けたレコードを特集しています。
8 (Nothing But) Flowers : Talking Heads
80年代のレコード
9 Horchata : Vampire Weekend
00年代のレコード
元春レイディオショー。今夜はアフリカン・ミュージックに影響を受けたレコードを特集しています。
アフリカの音楽に影響を受けたポップ音楽というと個人的にポール・サイモンですね。80年代の「グレースランド」この作品を思い浮かべます。この作品は南アフリカのミュージシャンと協力して製作されました。ポール・サイモンの音楽と南アフリカの音楽がとても高い次元で融合したとても素晴らしいアルバムです。当時は世界的にも高い評価を受けて、1986年度のグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞しています。ではポール・サイモンのアルバム「グレースランド」からの1曲。
10 Diamonds On the Soles of Her Shoes : Paul Simon
元春レイディオショー
番組後半は、アフリカの音楽に影響を受けた音楽の特集をしてきました。
自分のレコードを振り返ってみて、アフリカン・ミュージックの要素を取り入れた曲として思いつくのは2曲。
「ホームプラネット 地球こそ私の家」という曲と、もう1曲は「ハッピーエンド」という曲です。どちらの曲もアフリカン・パーカッションを使ってグルーヴを作りました。
今夜最後の曲は90年代のこの曲を聴いて下さい。
11 ハッピーエンド : 佐野元春