存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Until The End Of Time +1 : kaito

2013-10-24 19:46:48 | album k
kaito(HIROSHI WATANABE)の4THアルバム

インタビューを読むと、その意気込みを感じることができます。
単なる4作目ではない人生をかけた作品。
今回の作品もビートレスのアルバムも発売される予定です。
びびんぱさんに紹介されてから取りつかれたミュージシャン。

2013,10,23発売

インタビューはこちら



1. Sky is the Limit
イントロからやられました。多幸感に溢れてる。
ダンス・ミュージックという枠に捕らわれることなく
どんどん溢れだしていく雲のよう
一定ではなく揺らめきながらの
6:49

2. I'm Leaving Home
フワーンと広がる音に
リズムを刻みながら刻まれる音には
不安感やシビアながらも航海の期待感も

3. Will to Live
ドラムの残響
リズムを同じテンポで刻みながら
微妙に変化する音はやがて大きなうねりに
リズムも変化していき
まぶしさの中に激しく雨に打たれて気持ち良さを感じるようなはじけ方

4. Run Through the Road in the Fog
前半のトライアングルを指で摘まみながら叩いているような音が気持ち良い。
クラップも入ってギターの弦を抑えて摘まんだような音も心地よい。

5. Behind My Life
ボワーン ジャケットのような雲の広がり
リズムが入り 音が徐々に変化していき
リズムや止み 繰り返される音に低音が重なり ギターのウネリのような音が響く

6. Inner Space
リズムを刻む音
シンバルの音
シンセの広がり
立体的に音が巡って気持ち良い
6分を過ぎてあたりからは、ウーン覚悟を感じる音

7. Star of Snow
リズムと期待感の高揚するシンセの音の変化
シューと音が鳴っている中を高音で笛を短くしたような音がメロディを奏でながら途切れ途切れに鳴っている
これが気持ち良い

8. Dear Friends
足を踏み鳴らした音を高音に引き上げたようなリズム


9. Until the End of Time
アルバムタイトル曲
繰り返されるフレーズ
二度目三度目に聴くと病みつき感

10. Smile
スチールギターのような素朴な音
表面積いっぱいを使って堅い木の机に細長い文鎮を叩きつけて鳴らしたような音
渋い音がいくつも出てくる・・
後半の電子笛のような音
この曲に使われているいくつもの音好き

11. Cosmic Signature (Bonus Track)
日本盤にボーナストラック
どこかシビアな響き
でも気持ち良い。

もうこれもヘビロテ状態・・・

Hiroshi Watanabe(Kaito)さんがtwitterでこのblogのレビューをツイートして下さったようです。恐縮です

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Man Who Invented Bossa Nova-Complete 1958-61 : Joao Gilberto

2013-10-24 00:08:10 | album g
短い曲が刻みよく心地よいボサノヴァ

Joao Gilberto
ジョアン・ジルベルトの初期の作品集

1931年 ブラジル バイーア州ジュアゼイロ出身


■Member
Joao Gilberto(g,vo),Antonio Carlos Jobim(arr,cond), Nicolino Copia “Copinha”(fl),
Edmundo Maciel(tb), Milton Banana(ds), Guarany(per), Juquinha(triangle),
Rubens Bassini(bgo), Milton(choir), Acyr E Edgardo(choir),
J. A. Jobim(p) Issued: Chega De Saudade(12-inch LP): Brasil, Odeon 3073(1959),
The Warm World Of Joao Gilberto: USA, Atlantic 8076(1963),
Joao Gilbert(7-inch EP,33rpm): Brasil Odeon 7BD-1034(1959) / (7-inch EP,45rpm):Brasil,
Odeon BWB 1092(1959), O Amor, Sorriso E A Flor(12-inch LP): Brasil,
Oden 3151, Brazil's Brilliant Joao Gilberto: USA, Capitol T-10280(1962),
Joao Gilberto(12-inch LP):Brasil, Odeon 3202(1961), The Boss Of The Bossa Nova: USA,
Atlantic 8070(1962)



1. Chega De Saudade
軽快なボサノヴァで始まる。

2. Bim Bom
タイトルを歌う響きは独特の響きを放つ

3. Ho Ba La La La
優しくタイトルを歌う感じが心地よい

4. Desafinado
ギターが優しい響きで、ほんのり暖かい曲

5. Brigas, Nunca Mais
フォーンにストリングスが入って

6. Morena Boca De Ouro
エンディングの笛はまさにボサ・ノヴァ

7. Maria Ninguem
マリアのことを歌っているんだろうな・・・
ちょっと抑え気味の歌。

8. Lobo Bobo
軽快な歌

9. Aos Pes Da Cruz
うーん。口笛も入って、とても感情が揺らいだ 1:31

10. E Luxo So
リズムが入って、サンバっぽさもある

11. Saudade Fez Um Samba
ソフト・サンバです。

12. Rosa Morena
口笛のようなフルート
2分ほどの曲

13. Manha De Carnaval
悲しいトーンで

14. O Nosso Amor / A Felicidade
楽しげで、ボサノヴァからソフト・サンバという感じ
良いなー

15. So Em Teus Bracos
こういうイントロが、ああボサノヴァだなーという印象を与える。
フルートがボーと寂しいような温かいような音を奏でる
ここから2分にも満たない短い曲が続く

16. Se E Tarde Me Perdoa
ちょっと高音気味に歌っている

17. Meditacao
ボウっとヴォーカルの歌声に軽く楽器が入って

18. Corcovado
このイントロ良いなー
アリスの「緑をかすめて」を聴きたくなる

19. Discussao
歌の印象が強い

20. Amor Certinho
これも歌の印象が強い。強弱をつけて音階を降りていく。

21. Um Abraco No Bonfa
ギターのみ

22. Doralice
イントロの歌うフレーズが面白いかも
ちょっと早口で歌う

23. Samba De Uma Nota So
ちょっと低い感じから
早い口調で

24. O Pato
軽快に サンバ サンバ
瞬間的なオーボエのような音も印象的

25. Outra Vez
ギターが音階を上げていき、ヴォーカルの素朴な歌
最後はイマイチ

26. Trevo De 4 Folhas (I'm Looking Over A Four Leaf Clover)
ギターを小刻みなリズムで
ヴォーカルのメロディーが面白い

27. Bolinha De Papel
フォーンと声が同じメロディーで始まる
コミカルな感じ

28. Samba Da Minha Terra
懐かしい感じのするイントロ
同じフレーズを繰り返す、フォーンも入ったソフト・サンバ

29. Saudade Da Bahia
これも前曲に似たイントロ
これも前曲と同様にサンバという歌詞
こっちはちょっと伸ばし気味に
優しげにフォーン
静かにヴォーカル
優しく軽くギター
良い感じ。

30. Trenzinho (Trem De Ferro)
声がハッキリと歌が始まって
軽くギターの音
途中からリズムを刻む楽器がサンバっぽさがあるが直ぐに終わる

31. Presente De Natal
声を張らないでボソボソ歌う感じがボサノヴァにはあるが、これも声とギターで
静かに歌う。
エンディングのメロディが突然変わって印象的

32. O Barquinho
ギターで小刻みに刻みながら、ヴォーカルが早口で歌い、フルートが流れたりする感じは正にボサノヴァ
ボサノヴァを聴きたい時にピッタリの曲の一つ。

33. Insensatez
静かにフルートの演奏にヴォーカルが優しい。心地よい。

34. O Amor Em Paz
これも正にボサノヴァの静かな曲
ゆったりと楽しめます。

35. Coisa Mais Linda
静かにボソボソ歌う 途中から声を伸ばしているが新鮮な感じ
ギターがひっそり、フルートが印象的。

36. Voce E Eu
間奏のギターのリズムと笛が気持ち良い
思わずリピート

37. A Primeira Vez
ヴォーカルの音がちょっと割れ気味かも
ギターの音の変化が良い感じ。

38. Este Seu Olhar
素朴な歌
次の曲よりも声が明瞭かな。

39. Este Seu Olhar(Bonus Track)
うーん 渋いなー♪
前曲とはヴァージョンが違う 

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