存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

New -Deluxe- : Paul McCartney

2013-10-19 11:07:35 | album p


Paul McCartney
6年ぶりの通算16作目となるソロ・オリジナル・スタジオ・アルバム
2013,10,10発売

2013年11月12日~21日に11年ぶりの奇跡の来日公演

ポールのアルバムをたまにしか聴かないし、作品も16枚目と言われても殆ど聴いてない。
しかし、今月発売されたアルバムについて佐野元春がタワレコで萩原健太さんとトークを行ったニュースだけから
推し測っても、期待感が高いのではないだろうか?

歌詞カードは縦ページと横ページの交互
写真も中に12枚表紙+2枚
1曲1曲の演奏時間は短いけれど、引き締まったエッセンスの詰まった曲が並んでいる。
既にヘビロテになっている一枚

エイミー・ワインハウス等を手掛けてきたマーク・ロンソンをはじめ、
アデルのヒット・メイカーとしても知られるポール・エプワース、
ポール・マッカートニーもファンだと公言するキングス・オブ・レオンのアルバム・プロデューサーであるイーサン・ジョンズ、そして、ビートルズのプロデューサーだったジョージ・マーティンを父に持つジャイルズ・マーティンという4人の気鋭プロデューサー陣が参加!
71歳のポールが表現する世界。すばらしい。

All tracks written and composed by ポール・マッカートニー
Except track 1, 4,12 and 15 written and composed by ポール・マッカートニー&ポール・エプワース

Produced by
ポール・エプワース(1, 4, 12, 15)
マーク・ロンソン(2, 6)
イーサン・ジョンズ(5, 9, 13)
ジャイルズ・マーティン(3, 7, 8, 10, 11, 14)
Recorded at Henson Recording Studios, Los Angeles; Avatar Studios, New York; Abbey Road Studios, London; Air Studios, London; Wolf Tone Studios, London; Hog Hill Mill, East Sussex
Mixed by: Mark `Spike'Stent at Henson Recording Studios, Los Angeles
Mastered by: Ted Jensen at Sterling Sound, New York


1. Save Us
格好良い!
この躍動感。ワクワク感。攻めている2:30ほどの曲。

2. Alligator
がらっと雰囲気が変わって
最初の音が良い。エレキギターの高音です。エンディングの最後の音も良いな。
ちょっとスノッブな感じもする。

3. On My Way To Work
オーソドックスな安心できる音楽は人によって違うと思うけれど、割としっくりくるビートルズ時代から聴いている人は多いんじゃないかな?

4. Queenie Eye
ウーリツァーからビートルズっぽい。ノスタルジーは感じない期待感が高まる曲

5. Early Days
アコースティックギターの音が美しく、ウーというコーラスやシンセの音かな?心地よい。

6. New
イントロからビートルズっぽい。アルバムタイトルの曲。
Ob-La-Di, Ob-La-Daっぽい感じもある。

7. Appreciate
声を抑えた感じで、ポワーんとさせた効果も。音的には色々と入っていて面白い。

8. Everybody Out There
アコースティック・ギターの演奏に心揺さぶられる要素は何だろう?
ヘイ!とタイトルを歌う部分には はっとする。

9. Hosanna
エレクトロニカ的な始まり。アコースティックギターに、静かに始まるヴォーカル。
エンディングの音の効果も面白い。

10. I Can Bet
リズムで前の曲の流れを一気に変える。
いやあ、聴けば聴くほど嵌っていく曲。変化もあって楽しい。

11. Looking At Her
囁く感じで歌う。このギターの音も良い感じ。
途中でバーンというエレキの音も入る。

12. Road
さらに囁く感じで、静かに広がる 4:30

13. Turned Out
ギター 休符 ギター で始まる 3:00の曲
ポップな曲

14. Get Me Out Of Here
マラカス使ってるかな。

15.
(シークレット・トラック)
ウーリツァーの弾き語りに近い感じ 2:44

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ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2013年 11月号

2013-10-19 05:04:59 | 雑誌


最近、キャンペーン張って京セラドーム、東京ドーム4日間ライヴを構えているので当然なんだろうけれど、Perfumeの情報が多い。
どうしようかと考えている間に売り切れになる商品はあるけれど、今回はROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2013年 11月号がPerfumeの2万字インタビューというのもあって、久しぶりに買って読んでいます。

小栁大輔インタビュー
3人に個別にインタビューしており、10年来の付き合いがあり、ロンドンなどにも同行するインタビュワーとして、こういう雑誌の内容は面白さが、単なるインタビューと違っている。3人の魅力を引き出しているし、ユニットの魅力も、虚構と現実にショウ・ビジネスがある世界の現状や心理も交えた話。雑誌を買って読む価値をしっかり見いだせるものになっている。

以下は僕の感想や気になったことがメインかな。内容は雑誌を読んで下さい。読み応えあります。
こういう雑誌は残っていて欲しいなー。

樫野有香 1988,12,23生まれ 何処かクールな印象のある かしゆかに対して、とても以前から感じていることとマッチしてしっくりとしたのは、彼女が「作品を作っている感覚」と仕事のことを表現していたこと。
新しいレコード「LEVEL3」を発売するタイミングはドームツアー、そしてヨーロッパツアーを見据えたもの。

プロデューサーは同じでも、キャンディーズとは違うし、アイドルというのでもない。
かしゆか自身は
何になりたいというのが全くなく、超ネガティヴでタイツとかスカートとかも嫌いだった。幼少から人と同じことをしないで・・・話している内容がスッキリしていて、こういう感じが かしゆか っぽいなと思いながら読んでいた。

大本綾乃 1988,9,20生まれ のっちに対して、いつもポジティヴな印象が強いインタビュワーのコメントの入りで始まる。
新しいレコード「LEVEL3」はPerfumeのファンでも、(歌詞とかでも)Perfumeのストーリーを共有していなくてもわかる。
LEVEL0 1 2 3 も、こういう捉え方があったのかとも思った。
苦じゃなく、人に左右されやすいという のっち。
幼少の話。小3でアクターズスクールに入った話。上京した当時の話。髪型をボーイッシュにしてスイッチを入れた。
私は私でいいんだ。というのが固定観念を変えた。
突き抜けていく「チョコレイト・ディスコ」 僕がPerfumeを聴く決定的になった曲でもあるんで、のっちにとってのこの曲も持つ現時点での思いも面白く感じた。

西脇綾香 あーちゃんが本名だと思っていたという あーちゃん 
Perfumeはこうあるべきだ という理想を掲げて、無謀とも思える構想も克服して実現してきた。
アルバムのタイトルが決まらなかった話。「13~14年も一緒にいてまだ3なんかい」「向上心の塊だねえ」。
お母さんの話。お母さんに教えられたこと。お母さんや家族に喜んでくれるけん、これも頑張る。
PerfumeでのMCでは、あーちゃんの発言が印象的だが、誤解を生むこともしばしばありながらも、素直な思いや、苦労して現在進行形かつ発展途上ながらベスト尽くして楽しんでやっている。スタッフ目線や自分の本心やファンの目線を考慮して、人から素敵なことを言う素敵な人だなと憧れるわ、と言ってもらえるような人になりたい。自分のことを信じてくれる人には魅力的なものを見せたい。
ハリセンボンの春菜とのことも。
「ポリリズム」がPerfumeに沢山のチャンスをくれた曲
自分たちのエゴだけでは楽しんでもらえない。お客様が楽しんでくれて、それを見てスタッフが満たされて、楽しくて、その全体を見て、お母さんたちは凄く嬉しい、みたいな。意味合いも自分たちに合っている。
 繰り返すこのポリリズム 巡り巡る。







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