行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

ライバル対決を制し、初の連勝!  栃木SC戦

2009-05-04 00:23:54 | カターレ富山
GW連戦のなかで迎えたアウェー戦、同期栃木との負けられない1戦。

残念ながら仕事があったこともあり、生で観戦することはかなわなかったので、帰ってから試合結果を確認することに。
もちろん、勝っていて欲しいことは当たり前としてあったのですが、同期相手に負けられないと思っているのは相手とて同じこと。一筋縄ではいくまいと、期待半分、不安半分でした。
そして、帰宅後、緊張しながらその結果を確認すると・・・。

「なんじゃこりゃ」

それが、忌憚ない素直な感想でした。
「1勝目が1得点、2勝目が2得点、3勝目が3得点だったから、4勝目は4得点なんじゃね?」
そんな冗談が、まさか実現してしまうとは。

良い形を作ってとった1点目と4点目はともかく、2・3点目は、それこそ「なんじゃこりゃ」という相手のミスからの得点。
とはいうものの、その2点を挙げた敬介の貪欲にゴールを狙う姿勢があったからこそ生まれたゴールだということも確か。持ち前のスピードを買われてFW起用された期待に、見事なまでに応えてくれました。
期待に応えると言えば、ここのところスタメン出場でいい働きをしてきた舩津に、うれしいJ初ゴールが。自らのアグレッシブな攻撃参加を起点に生まれたゴールであり、結果を残したことで確かな自信につながること請け合いです。
そして、4点目となったのが、今季初ベンチ入り、初出場で初ゴールを挙げた松下によるゴール。「実績ではなく“旬”な選手を選んだ」という監督の期待に、見事に応えました。
昨季は2ゴールにとどまり、実質的にFWの4、5番手という位置づけだった選手。なかなか出場できないもどかしさのようなものもあったのではないかと思います。しかし、それにくさることなく精進を続けたことが、今回のゴールにつながったのでしょう。30人の選手全員のチカラで戦っていくという監督の言葉に偽りなし、といったところでしょうか。
ただでさえハードな日程の続く今季J2にあって、チーム一丸となって戦っていくことの重要性が垣間見えた気がします。そのことを思えば、最近の舩津の活躍ぶりでスタメンを追われた格好となった洋平や足助だって、気を抜くことなくアピールを続けたなら、きっとそのチカラを必要とされることでしょう。監督は見ています。

思わぬ形で同期ライバルを蹴散らし、今季初の連勝を飾った我らがカターレ。
しかしながら、監督のコメントのように、「ラッキーだった」ということもまた事実。もちろん、ラッキーを確実にモノにすることも大事なこと。とはいえ、やはり、勝って兜の緒を締めよという気持ちが大事です。自信は持っていい、しかし、うぬぼれることのないよう、しっかり気を引き締めないと。
その意味では、これで3戦連続完封として無失点に抑えたのは、非常に大きかったと言えるのではないかと。気を抜くことなくしっかりやり遂げようとする姿勢が確かなものであることの証明とも言えましょう。
全員がぶれることなく勝利を見据えて戦えば、結果は後からついてくる。
次の試合でも、その姿勢で臨み、勝利という結果につなげて欲しいです。