行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第17節  湘南ベルマーレ戦

2009-05-22 23:56:21 | カターレ富山
全51試合という長丁場の今季J2。その1巡目最後の試合となるのが、現在首位争いをしている湘南ベルマーレとのアウェー戦となります。

前々節、前節と2試合連続でドロー、首位を明け渡してしまった湘南が、取りこぼすことの許されない試合として気合いを入れてくることは必至。
序盤で早々にケリをつけた仙台はともかく、幸先良く先制しながら後が続かなかった甲府は、逆転負けを喫している―――向こうにとっても、その意識はあるはず。
首位奪還を目指すにあたり、格下とみくびることなく勝ちに来るのではないでしょうか。



総得点27はC大阪に次ぐ2位、総失点11は仙台と並んで首位。相手にとって不足なしどころの話ではありません。そんな強敵に、主力を欠く状態で挑まなければならない、我らがカターレ。
やはり、1年目という絶対的な経験の少なさということでしょうか。
序盤でいきなり失点してしまったことはともかくとして、連動性などを試合中に修正、尻上がりに調子を上げていった甲府戦。しかし、そのパフォーマンスを維持・再現できず、どうにもこうにもうまくいかないままドローに終わってしまった鳥栖戦。
もちろん、相手のあること、しかもその相手がどのチームも格上となれば、そうそう安定した試合運びもできるものではないのかもしれません。とはいえ、たとえカンペキとまではいかなくとも、そこをどうにかうまくやっていかない限り、勝ちは見えてきません。それこそ、主力がいないとか、相手が上位とか関係なく。

前節の収穫は、やはり無失点に抑えたことでしょうか。ならば、1点差で首位に次ぐ失点の少なさという武器を、カターレ富山のストロングポイントを、しっかり披露せねば。
たしかに、はっきり言って攻撃陣は心許ない。敬介にしても桜井くんにしても、ツボにはまったときのパフォーマンスはすばらしいものがあるものの、鳥栖戦を見ても、毎試合とまではいかないようで。
ならば、なおのこと。守備陣がしっかりと守りきる気概を見せて、安心して攻撃に移れる余裕を生み出さなければ。
リーグ屈指の攻撃陣を誇る湘南の攻めは易くないでしょうが、それでも、しのいでいれば必ずや隙もできることでしょう。とにもかくにも、しっかりとふんばってほしい。開始直後に失点というパターンは、もう願い下げです。

明日の平塚は、湿度の高いくもりから、試合時間には最高気温25度の晴という予報らしいです。
ピッチコンディションはともかく、体感的にはきつい試合になるやもしれません。ましてや前節から中2日。疲労も無視できないでしょう。
それでも、選手たちには奮起を求めます。相手が強敵なのはわかりきったこと。ならば、まずは自分に負けるな!と。

勝利を信じ、勝たれ!富山!!

守備で立て直し見せるも、スコアレスドロー  サガン鳥栖戦

2009-05-22 06:11:04 | カターレ富山
「そう簡単に失点する気配がなかった代わりに、得点する気配もなかった」
簡単に感想を述べれば、そんな試合でした。

力の差をまざまざとみせつけられた仙台戦にくらべたなら、やはり実力的には相手の方が上手だったにせよ、かなわないという印象はありませんでした。それだけに、なにかきっかけがあれば勝つこともできたのでしょうが、そのきっかけが得られないままに試合終了。
勝ち点1で御の字ではなく、ちょっともったいなかったようにも思います。


今季2度目となるホームでのナイトゲーム。
メンバーは前節から変わらず、あいかわらずハセ、朝日、上園といった主力を欠く状態。それでも、まだ3分の1程度しか経過していないシーズンにあって、故障者のせいで勝てないなどとは言ってもいられません。
さすがに3試合連続の開始直後失点とはならずに済んだものの、序盤はちょっと慎重になりすぎていたきらいもありました。
なんというか、鳥栖も似たような試合運びとなって、お互いに「もうちょっと」という、似たような展開でした。どちらも、チャンスが全くなかったわけでなく、かといって劣勢だったわけでもなく。自陣、相手側と交互にボールが行き交うものの、どうにもこうにも決定力に欠けていたというか。
後半から流れを変えようと投入された桜井くんも、甲府戦のようなパフォーマンスは発揮できず。パスの連動も、悪いとまでは言わないものの、相手を出し抜くほどの有効度はなかった、と。
やはり、攻撃面が課題でしょうか。敬介のスピード頼り一辺倒では、限界もあります。
そのような試合にあって、収穫はといえば、やはり無失点に抑えることが出来たことでしょうか。ボランチの長山、CBの堤・濵野コンビによる守備の安定度は頼もしく、相手には14本シュートを放たれながらも、そう簡単には決めさせないだけの集中力を切らさなかったことは、素直に良かったことだと思えます。

当然のことながら、得点しなければ勝てません。もちろん無得点に抑える守備は重要。しかし、攻撃が伴わないことには。
次節までは、またも中2日。最低限勝ち点1をつかみとった今節の結果をつなげられるかどうかが問われます。


おまけ

最近、エンターテイメント性アップの努力に余念がないライカくん。ナイトゲームに合わせ、「仕事帰りサラリーマン」コスプレ。
この路線、次のホームゲーム以降も期待していきたいところです(^^)/