行く末遠ければ

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【J特】勝ちきる執念がもたらした勝利!PK戦を制し、3回戦進出!  サガン鳥栖戦

2011-10-11 23:59:15 | カターレ富山
3-3(PK4-2)で勝利!
あからさまにサブメンバーの鳥栖でしたが、前半15分という想定外の時間帯に福田が負傷交代を余儀なくされたことをきっかけとして、立て続けに失点してしまうことに。
しかし、前半アディショナルタイムに1点を返して1-2で折り返すと、後半開始早々の48分に追いつくという理想的な展開で同点に。
その後66分に勝ち越し点を決められてしまうものの、鳥栖が退場者を出してひとり少ない状況の83分、黒部がのゴールが決まり、ふたたび同点に持ち込みました。
試合は延長戦に突入したものの、延長前後半30分では決着がつかず、一昨年の天皇杯2回戦・岡山戦以来となるPK戦へともつれ込みました。
先攻富山、後攻鳥栖のなか、ひとりずつが失敗、2-2のタイで迎えた4人目。守護神・飯田が見事に阻止!続く富山の5人目が決めれば勝利という場面で、キッカーは元鳥栖の谷田。落ち着いて決めて、見事に勝利。2年ぶりに3回戦へとコマを進めることとなりました。

前半のうちから失点、しかも立て続けに、という状況においては、以前であればシュンとしてしまっていたのではないでしょうか。そのまま反撃もおぼつかず、あるいは追加点を決められて勝負あり、というパターンだったやもしれません。
しかし、そこでくじけませんでした。「前半のうちに1点でも返しておけば」というタイミングで得点、さらに「後半早々に追いつけたなら、勝つチャンスも広がる」というタイミングで同点と、非常に良い形で追いつくことができたのも、2失点しながらも強い気持ちで試合に臨めていたからこそかと。
追加点を奪われた、今年はこれまで1試合に3点以上とったことがない、というなかにあっても、最後の最後まで諦めずにプレーした結果、再び追いつくことに成功。そのあたりにも、以前にはなかった強さを感じます。それもひとえに、ここまで成長を積み重ねてきたからこそ。以前出来なかったことができるようになった、そのことに頼もしさを覚えます。

もちろん、相手がひとり少ない状況の中で90分で、さらには120分で試合を決められなかったということは、反省も必要なところ。多くを求めすぎるのも厳しいかとは思いますが、成長にもうすこしのプラスアルファが必要ということなのかもしれません。そのあたりは、言い方を変えれば「伸びしろ」ということで、いっぺんにはものに出来なくとも、着実に力をつけていってほしいところでもあります。

とはいえ。
難しい試合を制したということ。勝利できたということ。そして、次に、3回戦に繋がったということ。
それらは、結果を出せたということは、自信にして良いところかと。
そしてここで得た自信をリーグ戦にもフィードバックしつつ、約1ヶ月後にやってくる3回戦には、今よりさらに進化したカターレで臨んでほしい・・・そう願うばかりです。
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