行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第33節  ガイナーレ鳥取戦

2011-10-29 23:58:45 | カターレ富山
5連戦もいよいよラスト、変更日程を終えて通常日程に戻る今節、3試合ぶりのホームに迎えるは、ガイナーレ鳥取。
鳥取は現在勝ち点31。現時点でカターレとは4差あるものの、勝てば1差に肉薄できるということもあり、必勝を期してくることでしょう。ここまで、大概の試合が相手チームを“追う立場”であったカターレにとって、“追われる立場”という経験は、あまりありません。だからこそのやりにくさというものもあるでしょう。それに加え、そもそも鳥取というチームが、J参入1年目ながらも油断ならない相手。最近も昇格争いの渦中にある札幌に勝利していることからも、現在のチームに手応えを感じているはずです。
ですが、ここで負けるわけにはいきません。
目標の13位までは、勝ち点差8。場合によっては、残り6戦全勝してさえ到達できない可能性すらあります。勝てるチャンスがありながら勝ちきれなかった岡山戦の反省を踏まえる意味でも、ホーム戦でしっかり勝利して気を引き締め直す必要があるところでしょう。
気を緩めることなく、気負いすぎることなく。
やってやれないことはありません。冷静に、確実に勝利を目指す戦いとなります。
前回対戦はちょうど半年前、4月30日でした。震災の影響からリーグ戦が再開されて間もない時期にアウェイで対戦し、0-0のドロー。
チームが固まり切れていない時期にホーム開幕で栃木に敗れ、敗戦リスタートとなった次の試合。そして試合そのものも、雷の影響で中断があったりと、なかなかに難しいコンディションの中での試合でした。そのときにはむしろ鳥取のほうが良いゲームを展開し、負けなかっただけ良しという試合となってしまったのでした。
それから半年。両チームとも、厳しいリーグ戦を戦い抜いてきたなかでの再戦となります。当然、これまでの戦いが反映される試合であり、前回対戦と同じとはならないかと。

鳥取といえば、JFL時代から知るハメドや実信、元日本代表・服部年宏、甲府時代に安間監督に師事した美尾などが要注意選手として浮かぶかと。チーム総得点はカターレと1しか違わないものの、失点数では9点も鳥取のほうが少ない、しかも前回対戦で無得点だったことで、こちらに対する苦手意識もないはず。そこをこじ開けて得点するには、やはり覚悟が必要です。
岡山戦でトリックプレーから狙い通りに得点したといはいえ、流れからの得点は無し。その反省を踏まえ、攻撃陣に奮起が求められます。
期待したいのは、朝日のはたらきです。JFL時代の08年以来の対戦となる鳥取戦で、当時を知る朝日が活躍することはチームを鼓舞するにうってつけのはず。もちろん、当時とは双方ともにかなりメンバーも違います。しかし、だからこそのベテランの活躍が試合に与える影響力というものを、この試合で見せつけてほしいところです。
今節は、累積警告により福田が出場停止。最終ラインへの影響は避けられません。とはいうものの、幸か不幸か、福田不在は初めてではない、ということで。いるときといないときの違いに関しては、前回出場停止となった京都戦、途中で負傷退場した天皇杯鳥栖戦のことを踏まえた経験をもとに、万全を期さねばならないところ。影響は、大きい。しかし、だからといってどうしようもないでは済まされません。逆に言えば、今節にきちんと埋め合わせができたならば、次節も危うからずということ。それだけに、きっちりと下仕事をし、結果を残してほしいです。

5連戦の5戦目ということで、疲労も少なからずあるでしょう。ですが、それを言い訳にはできません。このアウェイ2連戦で、チームの状態が良ければ上位にも勝利し、チームの状態が悪ければ勝ち点3を逃してしまうということを思い知ったはず。2連敗からスタートしてしまった連戦をイーブンに戻すためには、勝利が不可欠です。
ホーム戦では約2ヶ月も勝っていません。ですが、ここで勝利することがすなわち目標達成にかけるラストスパートへの原動力となります。ならば、勝つしかありません。
ホームで、勝て!そして、鳥取戦不敗を更新しろ!!
日曜日は鳥狩りの日!!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする