行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第22節 いわてグルージャ盛岡戦

2020-10-17 13:57:19 | カターレ富山
4連敗から脱し、反転攻勢に出ねばならなかったところ、あえなく敗れてしまい、1勝1敗となった直近アウェイ2連戦。
延期となっていた八戸戦を含め、1週のうちに3連続ホーム戦。その初戦に、いわてグルージャ盛岡を迎え撃ちます。
前回ホームゲームは鳥取に0-3で惨敗。その前は岐阜に逆転負け。そのさらに前、ガンバ大阪U23には1-0で勝っていますが、オウンゴール1点のみ。その勝利すら1カ月も前のこと。さらに前節そのガンバ大阪U23に敗れていることもあり・・・。
どうにもこうにも、ホームのファン・サポーターに歓喜を届ける勝利というものから遠ざかって久しいです。
そんな中で迎えることとなるホーム3連戦。
ここでまた不調を引きずって、応援するファン・サポーターの期待を裏切り続けるのか。
それとも、見事3連勝を成し遂げ、意地を見せるのか。
後者でなくてはならないのは、言うまでもなく。
寄せられる期待に応えねばならないのは、プロ選手の使命・・・義務と言って良いでしょう。
言い訳など不要。求めるのは、勝利という結果です。

反撃の意志を見せるも、課題であるところの試合終盤での失点癖を克服出来ず、敗れた前節・ガンバ大阪U23戦。
昨季のシーズントータルの敗戦数・8を上回る、9敗目を喫し、黒星先行。まだ13試合も残しているにもかかわらず。
首位・秋田がJリーグ新記録となる開幕21戦連続負けなしを更新中とか、そういったことは関係なく。
よそがどうとかではなく、カターレが不甲斐ない―――認めたくない。認めたくないけれど、そんなガッカリ極まる状況が、置かれている現実。
J2からの降格以降、最上位となった前年。それを上回るべく臨んだはずの今シーズンであったのに、目の前の現実は、シーズン中盤過ぎで既に昨シーズン以下。
このまま泥沼状態を脱すること叶わず、ずるずると沈んでいったならば・・・クラブ史上最下位の更新すらあり得るところ。
むしろ、ここからの反転攻勢よりも、沈没の可能性のほうがずっと高いとすら言えてしまう有様。
「そんなことは無い!まだ試合も残っている状態でテキトーなこと抜かすな!」
そう、言い切りたいところですが。
口ではなんとでも言える、と言われてしまったら、それまで。
やらなければならないのは、ああだこうだと言葉を並べて論ずることなどではなく。
プレーでもって、勝利でもって見返すこと。それしかないのだから。
百聞は一見に如かず、と言いますが。
100の言葉、1000の言葉でやる気や気持ちを語ることよりも、たった1勝のほうが説得力を持つ。それがプロスポーツというものです。

開幕ダッシュに失敗し、そこから下位に低迷し。リーグワースト総得点など、どうにも苦しいシーズンを送っている岩手。
前回対戦は第5節、まさにその開幕ダッシュ失敗という状況下での対戦でした。
とはいえ、当時のカターレも他人ごとではなく。ホーム2連戦で沼津、秋田に後半に耐え切れず0-1負けという同じような展開で連敗を喫したあとの試合でした。
そんななかで、試合開始早々に失点。先制を許してしまい、またダメなのか?というなかで。
それでも、そこから奮起。大量4得点を挙げて逆転勝ちをおさめることに成功したのでした。
その試合が7月19日のこと。ちょうど3カ月前のこととなりますが。
3カ月会わざれば、刮目して見よ。
順位でこそ、10位カターレに対して13位岩手ではありますが。
正直言って・・・「前回大勝している相手だし、今回も勝てるだろ」などと楽観することは、できません。
このところの勢いという意味では、明らかに悪いカターレ。
勝者のメンタリティというものが、全くもって不足してしまっているなかにあっては。
前回対戦と同じように先制を許してしまっては、同じように逆転できるかどうか・・・。
前節にしても、反撃の意志を逆転にまで繋げられず、勝ち越されて敗戦。
当然のように前回対戦のリベンジを期して乗り込んでくる岩手に対し、メンタルの弱さを晒してしまっては、勝てるものも勝てなくなってしまうというもの。
そこを、どう乗り切るのか。
誰も助けてなどくれません。
自分たちで乗り越えることでしか、状況は打破出来ない。
相手以上に、自分たち自身の弱さに打ち克たないことには、勝利は見えてきません。

期待したいのは、今瀬。
ディフェンスの甘さが試合終盤の失点に、ひいては敗戦に繋がってしまっているのは、誰が見ても明らか。
ディフェンスをまとめる者として、そしてチームのキャプテンとして。
自分自身に打ち克たねばならないということを、誰よりも意識せねばならないのが今瀬であろうかと。
責めるつもりも、個人攻撃のつもりもありません。だれかのせいにしていればそれで済むかという話でもないでしょうし。
それでも。
責任というものは、発生します。それは、だれかが負わねばならないもの。
それは、チームの最高責任者であるところの監督であり。
そして、出場選手のなかでは、キャプテンであり。
ここまでの期待を裏切る戦績に、非難、辣言、あるいは誹謗中傷すらあるやもしれません。
ですが。
それでも、やらねばならない。「頑張って出来なかったのだから、仕方ない」で済むのは、アマチュアまでです。
プロとしてのプライドは、そんな安いものではないはず。
ホームのファン・サポーターの期待を裏切り続けているなかで、「仕方ない」で済ませて良いものではないはず。
もっと必死に、もっとガムシャラに、勝利を希求し続けねばならないはず。
根性論ですべてが済むなら、どんなに楽か、というところもありましょうが。
それでも。
誰かが、責任を負わねばならない。
自分たち自身で状況打破していかねば、誰も助けてくれない。ピッチレベルでの責任者は、やはりキャプテンです。
これまで、連続逆転負けにしろ、前節の競り負けにしろ、「石にかじりついてでも勝ち切る!」という気迫にかけてしまっていたのは・・・なすりつける、とは違いますが、それでも。やはり、責任ある選手がその責任を全うしきれなかったからでしょう。
それゆえに。
無失点勝利を、ノルマとし。
万難を排して勝ち点3をもぎ取り、勝利の歓喜をファン・サポーターに届けること。
その大原則を全うする活躍を期待します。

上位争いから完全に脱落した感のあるカターレにあって、残り試合は消化試合なのか?と問われたら。
そのなかで、ホームスタジアムである県総にまで駆けつけて応援する価値は?と問われたら。

それでも、勝つ。

それしかないでしょう。
それはつまり、メンタルの弱さから逆転負けをくらったり競り負けたりすることなどでは、決してないということ。
そんな弱さから決別する、そう見ている者に訴えかけるような勝利でなくてはならないのです。

「頑張ったけどダメだった」は、もうたくさん!
ホーム3連戦3連勝は、ノルマ!
カターレ富山は、オワコンなどではない―――それをひとつ証明するのは、勝利あってのみ!
石にかじりついてでも、勝て!
万難を排し、必ずや勝て!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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