行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第25節  横浜FC戦

2014-08-02 23:33:56 | カターレ富山
惨敗し2連敗を喫してしまった前節から中3日、アウェイで横浜FCと対戦します。
積み上げた勝ち点はたったの9、未だ最下位から抜け出せず。この閉塞感極まる状況を打破するためには、勝利を、勝ち点3を挙げるよりほかないわけで。
前節にしても、技術云々よりもメンタルの弱さで負けてしまった面が多分にあります。
それを、もう繰り返してはならない。
その決意を、勝利という結果で証明する以外に道はありません。

同じニッパツ三ツ沢球技場で3週前に行われた天皇杯2回戦以来となる、横浜FCとの対戦。
その間の両チームの戦績は、まさに対照的。
3連勝中、前々節では強豪の磐田を相手に4-0と完勝、前節は札幌にしぶとく1-0で勝利と、明らかに上り調子の横浜FC。
対して、ほぼ負けに等しい引き分けのあと、勝機を見出せないままに2連敗中のカターレ。
そりゃ、totoの予想も圧倒的にホーム横浜FC側勝利に傾くというもの。どうやら、そんな予想の中には天皇杯勝利の影響は考慮に入っていないようで。
もっとも、その勝利の立役者であるウチケンが累積警告で出場停止という状況もありはしますが。

ただ。
相手の好調を羨んでいても、自分たちの不調を嘆いていても。
負けていては、なにも変わりません。変わるには、勝つしかありません。そのために、成すべきことを全力でやり抜く以外に、この苦境を脱する方法など無いのだから。
期待したいのは守備陣の奮起。わけても、再び古巣との対戦となるGK飯田の活躍に期待します。
前々節、前節と連続で、前半の早い段階で失点。そこでガックリときてしまい勝利への意欲が一気に削がれてしまう、攻撃にも迫力を欠くというメンタルの弱さを露呈。
今節こそは、そんな悪循環を断ち切ってしまわねばならないのであって。
そのためには、天皇杯での前回対戦同様に零封勝ちをやり遂げるという断固たる姿勢が不可欠です。3連勝中で好調の横浜FCとて、いかに不調の最下位が相手といえど、わずか3週前に対戦したイメージが完全払拭されているとは思えません。そこを首尾良く押さえ込んで無失点を続けたならば、相手の焦りも引き出せるというものではないかと。
ここ2試合同様に早いうちに失点なんてことを繰り返してしまうようであれば、ただでさえ好調の相手に勢いづかせてしまうこと必至。
ならば、なんとしても失点を食い止める気概が必要。いくら連勝中で気分が良いとは言っても、横浜FCとて中3日が続く連戦という条件は同じ。そこに、最下位が相手なのに得点できないという不具合をぶつけ、ペースを乱してやることが必要ではないかと。
強豪の磐田を相手に完勝したのに、同じニッパツで富山ごときに得点できないというやりきれなさで攪乱してやらねばならないところです。

そして。
くどいようですが、得点無くして勝利無し。
前節も愛媛の10本を上回る16本のシュートを放ちながら、1-3で敗戦。決定力の低さというものが如実に表れてしまった結果となってしまいました。
そんなことを繰り返して良いのか?良いわけがない。
まず、なにはなくとも先制点。
この3試合連続で先制点を奪われてしまっていることが、まさに勝てない要因と言ってもいいでしょう。前々節、前節とは逆に、早い段階で先制して優位に立つことこそが、勝利への道ではないでしょうか。
先制点を挙げながらも敗れてしまったのが、ホーム開幕戦であった第3節での対戦。あのときは9分という早い段階で先制したものの、逆転負け。
先制点は必須として、その後に同じ轍を踏まないこと―――つまりは突き放す追加点を挙げることが、必要条件ではないかと。
期待したいのが苔口。
その逆転負けを喫した試合で、先制ゴールが報われずに悔しい思いをしました。そして、前節もゴールを挙げながら勝利に貢献することが出来ず。
そんな無念を、是非とも今節にぶつけてほしい。そして、今度という今度は勝利をたぐり寄せてほしい。
そのためには、苔口ひとりが頑張っていても駄目。白崎や中島らも、果敢にゴールを狙っていかねば。
そう、せっかくペナルティーエリア付近まで持ち込みながら、撃つべきタイミングでパスを出したあげくにボールロスト、なんてことの繰り返しはもうたくさん。
良い意味で、自分勝手になれ。
良い意味で、約束破りをやれ。
そりゃ、チームの規律もあるでしょう。勝手なことをしていてはチームプレーは成り立たないでしょう。
それでも。
チームプレーの名の下に積極性を欠いたのでは、本末転倒。
パス交換も、サイドチェンジも、みんなみんなゴールを挙げるという目標に対する手段でしかない。手段が目的化するようなプレーで結局ゴールに結びつかないなんてのは、もうこりごり。
ファン・サポーターが見たいのは、相手に脅威を与える攻撃。通り一辺倒の工夫もない攻めのあげくに決定力を欠いて外しましたー、なんてプレーを見たいわけではないのです。
そのために。
すべては、ゴールを挙げるため。そして、勝つため。
そのことを、今一度プレーで、結果で示してほしいです。

最下位の現状にあっては、どこと対戦するかは関係ない。勝つしか道はないのだから。それが好調の相手だからといって、怯んでいる暇も余裕も全くない。
だったら、開き直るしかないじゃないか。
開き直って、相手云々じゃなく、自分たちが勝つためにやり遂げるしかないじゃないか。
勝って、横浜FC戦の公式戦2連勝を成し遂げねば。
思えば、2010年。天皇杯での対戦に敗れ、その後のリーグ戦でも1-4で惨敗。結果、楚輪前監督のラストゲームとなってしまったのが横浜FC戦。
ならば。
今度は、こっちが天皇杯を含めた2連勝を決める番。
最下位だから勝ってはいけないなんて理屈が通りはしないことを、勝利という結果で示せ!!
必勝の思いを力に変えろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

救いのない惨敗。無様としか言いようのない内容で自滅  愛媛FC戦

2014-08-01 00:38:55 | カターレ富山
1-3で敗戦。
今季唯一の平日ナイトゲームとして開催された今節。「あるいは2000人を超えれば良い方か?」なんて思っていたところ、3700人あまりの観衆が詰めかけた県総。市町村サンクスデーとして滑川から駆けつけた方々を始め、最下位として苦しい状況であることを踏まえてもなお、勝利を信じて応援に駆けつけたファン・サポーター。
しかし。
そんな期待が報われることはありませんでした。最悪と言っていいほどの体たらくによって。

試合開始直後の動きを見るに、しっかりと自分たちのペースで試合を作り上げようという意志が見て取れました。相手への寄せ、ボールに食らいついていく姿勢など、明らかに前節よりも良い動き。「お、これは今日こそ期待できそうか?」なんて評価をしようとした・・・そんな矢先でした。
9分、相手のカウンター攻撃に遅れをとって、信じられないくらいにあっさりと失点。
監督の言うところの「いつも通りにやっていれば、なかった失点」。中には、その時点でうつむいてしまった選手も。その直後にはポスト直撃で難を逃れるという危ないシーンもあり、「また今節も駄目なのか」という気配が漂うことに。
攻撃面でも、相も変わらずに決定力不足。前節の湘南戦に比べたならば、明らかに与しやすい相手であることが見て取れるにも関わらず。
0-1で折り返し、後半戦。
思えばここ3年近くまったく逆転勝利がないものの、その最後の逆転勝利がホーム愛媛戦でした。ならば、同じホーム愛媛戦でその嫌なジンクスを打ち払わねば!そう、後半開始10分以内に追いつくくらいの試合展開となれば、逆転の目だってきっと・・・。
そう、思っていたのに。
後半開始早々に得点を挙げたのは、愛媛のほうでした。
開始からわずか3分、田中のクリアミスを拾われ、決めた堀米 勇輝にして「はいっちゃった」というくらいに、あってはならない失点。
さらに。気落ちしていたところに追い打ちをかけるように、2分後、ショートコーナーからの流れで前回対戦でもしてやられた西田 剛に決められてしまい、試合の趨勢を決定づける3点目。あのときも、追加点となる2点目からわずか3分後に決められる、というタイミングでしたが・・・あれから3ヶ月半ほど経ちますが、まるで成長できていないことを示すこととなってしまいました。
そんな失点直後・・・愛媛の選手たちに、ある意味とまどいが見て取れました。「あれ、こんなにあっさりと決まっていいの?」というような。
はっきり言って、愛媛に失礼なレベル。負け犬の遠吠えを百も承知で言いますが、愛媛が強かったから3失点もしたんじゃない。カターレが話にならないくらいに弱すぎただけ。
その後、期待していた苔口が1点を返す今季5ゴール目を挙げたものの、焼け石に水。反撃への意志が結果に結びつくことはありませんでした。

それにしても。
決定力不足も深刻ではありますが、それ以前に・・・なぜ、馬鹿の一つ覚えのような攻撃に終始するのか?なぜ、攻撃にバリエーション、幅を持たせないのか?
せっかくペナルティーエリア付近にまで攻め入っても、サイドから切れ込む → 中央へクロス というワンパターン。
それも、前節湘南戦の先制点としてやられてしまったようなキレイなかたちではなく、往々にして苦し紛れというか。
なぜ、場合によっては遠目からミドルを狙っていく、ということをしないのか?まるでミドル禁止令でもでているのか?というありさま。
枠内に飛ばしていれば、あるいはGK守備範囲でもDFに当たってコースが変わることでゴール、ということもあるだろうに。DFが思わずハンド、PKを獲得ということもあるだろうに。
相手だって、いろいろな選択肢があるからこそ迷う。
それが、初めからミドルは無いとわかりきっていたならば、守備陣がどれだけラクなことか。ラストパスにさえ気を配っていればいい、ということであれば、プロ選手にとってそうそう難しい守備でもあるまいよ、と。
本当にミドルの可能性を排除というなら、逆にワンパターンに特化すべきであろうに。
相手の反応よりも先んじて、想定通りのプランに沿って動き出すようなことが出来ていれば、また違うだろうに。
それもできず、仲間の動向をうかがいながら、むしろ後手に回っている気さえします。そんなに仲間が信用できないのか?と。
せっかくのカウンターのチャンスも、仲間の動向を意識できていないから動き出しが遅い。結果、良い位置にボールを供給できず、クオリティの低いパスに。さすがにそれでは余裕を持ったシュートにいけるはずもなく、むしろ自分たちで決定機で決める確率を下げているような気さえします。
相手だってプロ、そんなグダグダに易々とゴールを割らせてはくれないでしょうよ。

前回対戦でメンタルの弱さを露呈してしまい、4失点。その屈辱をバネにリベンジを果たさねばならない試合であったのに。
結果、なにひとつ成長していないというガッカリぶりをさらすだけに終わってしまいました。
これからもこんな体たらくが続くとでも?
今節も讃岐が敗れたため21位との差は開かなかったものの、20位・東京Vとの勝ち点差は実に14。また、降格が現実的なものとなってきてしまいました。

もちろん、諦めるなんてことはしませんし、応援することやめたりはしません。
けれど。
だったら、その思いにプレーで、結果で応えてくれよ、と。
こんな無様な試合を、いつまでも繰り返してくれるなと。
次節まで、中3日。
反省があるのならば。このままではいけないと思うならば。
やれることを、全力を持ってやらねばなりません。
そして、勝利という目に見える成果を出すこと。
それ以外は、要りません。
迷っている暇があったら、やれ。
それ以外に、ありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする