1都7県を回ったバスツアーの2回目です。
是非行ってみたかった、今年世界文化遺産に認定された群馬県にある「富岡製糸場」に行くことができました。
日本の近代化の先駆けとなった、生糸の生産。明治5年、機械製糸工場がスタートした富岡製糸場。ここにはフランスから招いた技術者(ブリュナ)や、フランス人女性指導者による製糸技術の日本の工業化の始まりでした。
その遺産(建物や機械等)が認められ世界遺産となったのです。今の日本の工業ぶりはすごいものがりますが、明治5年当時の取り組みには驚かされました。
世界遺産はここだけでなく五つの遺産群で構成されていますが、スケジュールの関係でここだけの見学となりした。多くの人が見学に訪れる、製糸場を画像でご紹介します。上の小画像は、入口正面にでんと控える、長さ104.4m,幅12.3m,高さ14.8mの1Fが事務所、作業場、2Fが乾燥繭の貯藏場の東繭倉庫です(西側にももう1棟ありました)。
製糸場の正面入り口。 生糸を取る作業が行われた「繰糸場」
施設看板と、東繭倉庫の入り口及び内部の当時の道具の展示。
ボランティアスタッフからの説明を聞く来場者。
精巧な繰糸場の内部構造(梁)と、自動繰糸機。
指導者ブリュナの館と生糸を取る実地体験場。
建物自体も当時のものが保存され、東日本大震災でもびくともしたかったという建物群、当時の女工さんの活躍と優遇部分など、ボランティアガイドの皆さんの説明が大変参考になりました。