気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

天女の「羽衣の松」と新日本三景

2016-03-11 16:10:51 | ふるさと紹介
 先月何十年ぶりかで訪れた静岡市清水区の三保海岸にある天女伝説の“羽衣の松”。
三保の松原と言えば羽衣の松というようにあまりにも有名ですが、この羽衣の松が、樹勢の衰えで専門家の間で樹勢回復を図っているようです。
 すでにこの松は三代目。今見ると立派なようですが、専門家の目では傷みも激しいようですね。

   
 ↑ 羽衣の松は数万本ある三保の松原の中の1本です。たくさんの松が生い茂る中にあり、海岸から見た右画像では中央の少しへこんだ中央付近にあります。

   
 そばへ寄ると杭で周辺が囲まれ、すぐ近くまでは立ち寄れなく保護されています。木そのものは大きな木です。
手前には「羽衣の松」と書かれた石碑があり、その前で記念撮影する人も多いようです。

  

 また、羽衣の松へバスでくると松林の内陸部に松で囲まれた参道の「神の道」があります。この周辺の松も老化が進んでいるようです(左)。そして右には松林の中に真れた「新三景」の碑があります。日本三景は皆さんご存知の「松島」、「天橋立」及び「宮島」ですね。
   
            (神の道)                       (新三景の碑) 

 この選に漏れた地域が日本三景指定の翌年、もう一つの日本三景「日本新三景」を実業之日本社主催による投票により行われ、翌大正5年(1916年)に次の三つが新日本三景に選ばれたと言われています。

 その三つは羽衣の松があり富士山が眺められる『三保の松原』。そして後の二つは北海道の『大沼』「亀田郡七飯町)と、大分県中津市の『耶馬溪』です。これら新日本三景をご存知でしたか。

    
             (大沼)                        (耶馬溪)
     
コメント
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