シリーズでお届けしています、昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」とも関係の深い「家康の散歩道」の7回目は「浜松城」です。
徳川家康は元亀元年(1570)に引馬城(現在の東照宮周辺)に入城し、城の整備や拡張を行い天正9年(1581)に現在の浜松城の概要が出来上がっといわれています。(ただし天守等の整備はのちの豊臣家の堀尾吉晴が城主になった時代と言われています)
別角度からの浜松城。荒く積まれた石垣は「野面積み(のづらつみ)」と言われ、戦国時代のそのままの姿で残っているとのことです。
浜松城は、家康が江戸幕府を開いたり、のちの歴代城主が幕府の要職に就くなど、この城から出世をしたことから別名「出世城」とも呼ばれています。(ちなみに地元の酒蔵では「出世城」と銘した日本酒を発売しており、お祝いごろにかなり使われているようです。)
そのほかの浜松城周辺を画像でご紹介します。
天守門。江戸時代初期に喪失したといわれるも、平成26年に天竜杉を使って再建されました。
浜松城内は博物館となっており、古井戸の位置も確認されています(現在使用不可)。
屋外の井戸と、浜松城公園に設置の徳川家康の銅像。
天守閣の北側には日本庭園が設置され、市民に開放されています。