浜松市博物館の一角に、縄文時代後期(今から3~4千年前)に当時の縄文人が食した貝殻や獣の骨、器のかけらなどが千年分堆積した貝塚があります。
戦後静岡大の関係者による発掘が行われ、その状況が今に保存されています。
保存施設はオープンで日中ならだれでも自由(無料)に見学ができます。(上の小画像が、貝塚へ入る入口です。)
中へ入ると発掘した当時の貝塚(主に2枚貝街のシジミが多く堆積されている)が断面となってガラスケースで覆われた向こう側にかなり大きな規模で見ることができます。
断面が折り重なって塚になっていることがうかがえます。この堆積層の厚さは約1.5m。当時食された千年分の貝などが堆積されているという。
先人たちが生活した跡です。一度訪ねてみるのもいかがでしょうか。
前回ご紹介した復元家屋や居住跡など(6/10付で復元家屋を画像でご紹介しています。)が、浜松市博物館のある蜆塚公園内の一角にありますから是非立ち寄ってみてください。