昨日は いつもの農業女子会3人で
山歩きに行ってきました。➡鬼ノ城(きのじょう)
Wikipediaには 7世紀後半に 大和朝廷によって築かれた山城と
書かれていますが
地元では 桃太郎伝説の 鬼の住む城(鬼が島ではないけど)だと
いう言い伝えがあります。
吉備津彦命が桃太郎で 鬼の城に住む鬼「温羅(うら)」と
戦ったというのです。➡温羅
それを裏付ける史跡が あちこちに沢山あります。
鬼ノ城は、古代の正規の歴史書には登場しておらず、
後世の文献である 鬼ノ城縁起などにでてきます。
それによると「異国の鬼神が吉備国にやって来た。
彼は百済の王子で名を温羅(うら)という。彼はやがて
備中国の新山(にいやま)に居城を構え、しばしば
西国から都へ送る物資を奪ったり、婦女子を掠奪したので、
人々は恐れおののいて「鬼ノ城」と呼び、都へ行って
その暴状を訴えた。
そこで 温羅を退治するために 大和朝廷から遣わされたのが
第7代孝霊天皇の皇子で 大吉備津彦命である」
平野部から 標高400メートルの高い山が
壁のようにそびえ その山の頂上に 山城が築かれています。
7世紀後半の築城だそうですが 築城のために使う道具を作る鍛冶場や
沢山の建物の礎石 排水門などがあります。
春は 晴れても 澄み切っていないので くっきりではありませんが
むこうは 岡山市を越えて 香川県の屋島や小豆島
讃岐富士まで見えます。
そもそも 7世紀ごろの大昔は 倉敷市や岡山市の南部は
かなりの範囲は海でしたから ここからの眺めもずいぶん ちがって
新幹線が通っているあたりから南は ほぼ海が広がり
ちょっと高い山は 島だった ようです。
手前には 私が度々散歩した 古墳の数々や吉備津神社なども
見えていて そのあたりは 陸地だったそうです。
わたしは ここへ 下から歩いて来たのは50年以上も昔で
当時は ただ 山に石が転がっているだけで
建物や案内板など 何もなかったけど
いまは ずいぶん立派に 一部建物が再現され
遊歩道がきれいに整備されています。
コースによって 1時間から2時間程度のトレッキングが楽しめます。
直ぐ下に ゴルフ場(写真中央付近の 土が見えているような
ところは芝生)も見えています。
途中で お弁当を食べて ひと一休み。
雲一つない青空 気温は約20度。
山には もう 山桜やこぶしも咲いていて 春を満喫。
(71歳と80歳の 元気なお二人)
排水門。
2キロほど登る道は 狭いところが多く 車を交わすのが大変ですが
上がりきると 駐車場やビジターセンターもできていて
車もそこそこ停まっていましたが 人には たまにすれ違うだけです。
朝10時に出発して 午後2時に帰宅。
朝10時に出発して 午後2時に帰宅。
気のおけない3人で 気持ちいい時間がすごせて
リフレッシュできました。
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