大峰山橡平サクラ樹林

　サクラの種は３種。低木のオクチョウジザクラ、高木になるカスミザクラ（白）、オオヤマザクラ（桃）。オクチョウジザクラはほとんど目立ちませんから実質は２種のサクラということになります。
　この辺りの樹木は昔から薪や炭焼きに利用されてきたと思われます。その中で意図的にサクラを残して、あるいは移植してきたのではないかと考えています。そんな歴史があってサクラの巨木の森が出来上がったのではないでしょうか。

大峰山橡平のサクラ樹林を開設する看板

カスミザクラ

カスミザクラの花のアップ

大峰山のサクラ

　このサクラは展望台の脇に咲いているカスミザクラです。色が白いのが特徴です。

大峰山橡平のサクラ樹林 ５

　橡平の樹林は国有林で天然記念物に指定されています。しかし、密度や巨木はやや少ないかもしれませんが、サクラはこの近辺一体に点在しサクラの里にふさわしい状態になります。この中央にあるやや桃色がかったサクラはオオヤマザクラですね。

大峰山橡平のサクラ樹林 ４

大峰山橡平のサクラ樹林 ３

大峰山橡平のサクラ樹林 ２

大峰山橡平のサクラ樹林 １

　登山口からしばらく登ると展望台があって谷を挟んで反対側（橡平）に広がるサクラ樹林の花が見られます。

大峰山の林道

　新発田加治川の大峰山にあるサクラ樹林を求めて行きました。登山口に続く林道沿いに園芸種のサクラが植えられています。