山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天日干しの「梅干し」ついに完成!!

2015-08-03 21:32:45 | 食彩・山菜・きのこ
 うだる暑さが続いているが、和宮様はこのときとばかり、梅干しの天日干しに余念がない。
 いつも天気を気にしながら、黒い雲が現れるとすばやく引き上げる。

                              
 南高梅に迫る大きさだ。
 漬けこんだ樽から一つひとつ取り出しては盆皿に並べていく。
 そして、乾き具合を見計らっては梅をひっくり返す。

         
 これを三日間繰り返す。
 熱風が続く夏の日々、その手間を考えるといかにも手作りと暮らしの歴史がこめられている。
 さっそく試食する。
 うーむ、まさしく梅干しだ。
 暑い夏はこれで乗り切ろう。

                            
 食べる前から唾が出てくる。
 すぐ食べられる果樹がある中で、えぐい梅を食べられるよう工夫してきた先人たちの執念に頭が下がる。
 和食はこうした好奇心と自然観に支えられている。
 いつもながら、梅の収穫を快く引き受けてくれた仲間がいることを大いに感謝したい。
 ありがとう。
コメント
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