昨年収穫しておいたエビスグサの実をフライパンで炒ってみる。香ばしい匂いがしたころ火を止める。エビスグサはハブ茶の原料となっている。漢方では「決明子(ケツメイシ)」と呼ばれ、便秘や生活習慣病に有効とされている。
炒った実を「お茶パック」に入れてやかんに投げ込みしばらく沸かしていく。実の量が多いと味がきつくなるので、そのころあいが重要だ。このところ暑さが続いているので、冷たい飲み物をつい飲み過ぎてしまう。
その意味で、熱いまま飲めば体に優しい。もちろんふだんは、冷めてから冷蔵庫に入れておいて冷たいまま飲んでいる。畑ではこぼれ種がいっぱい芽を出していて野生化しつつある。それほどに活力あるマメ科植物でもある。